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2018-07-22

想像力のアップデート

想像力のアップデート

久しぶりのブログ更新です。

今回の話は「想像力について」。実はこの話題は過去に色々なところに書いてきました。それには私の好きな村上春樹が「想像力」についての考察を何度か作品の中でしていたことが影響しています。ただ最近は、仕事に関連して想像力ついて考えることも増えましたので、今までの考えの補足という形で書きたいと思います。

「想像力が世界を変える」この考え方は今でも変わっていません。人はすべての状況を体験できるわけではないので、何かについて考えるときには「想像力」がその支えとなります。全体的に、あるいは影響力の強い人の想像力が豊かであれば、いくつかの社会的問題は改善される可能性が高くなるはずです。しかし、一言で想像力と言っても、どういった形なのかは人それぞれです。特に後天的に身についたそれは、生まれ育った環境に始まり、今までのその人の人生を反映するものですから。

最近、各地で発生している自然災害。被災者の皆さんの状況や要望、苦労や悲しみが各種メディアを通じて伝わってきます。その場所にいない我々は、得た情報からどうすればいいかを想像して対応します。現に、多くの方が募金やボランティアという形で対応しています。

しかし、一方ではあまり関心のない方もいますし、政府の対応も人によって大きく違う。どうしても対策が後手後手になったり、要望とずれた対応がでてきます。これらの違いを生むのが「想像力」だと考えています。そういう意味で想像力とは【事態を感覚的に体感する力】と言えるのかもしれません。災害の例で言えば、自分を被災者の立場におくという力。今回のような状況においては「想像力の差」があればある程、事態の収束に時間がかかるように思います。

話は変わりますが、リフレイムでは交流会や掲示板を通じて、様々な方と意見交換する機会を作っています。その経験の中で「想像力」について気づいたことがあります。

それは、自己評価が低い人ほど、あるいは思い込みが強い人ほど、自分の見たいようにものごとを見る傾向が強くなるということです。様々な事項や言動に対して、フラットな受け取り方ではなく、強いバイアスのかかった想像力でネガティブな受け取り方をしてしまうのです。

ここで押さえておきたいのは、自己評価や自己肯定感が低い人は、人間関係が苦手になる傾向があるので、ひとりでものごとを考える機会が増えるということ。ひとりで考えるとは想像力を駆使することですが、今まで人と交わることをできるだけ避けてきたので、その想像力が現実や経験に即していない傾向があるということです。

それにより自分の都合に合わせたネガティブな受け取り方をしてしまい、結果としてますます人が苦手で世の中と上手くやれなくなっていく可能性が強まる可能性は否定できません。

以上を踏まえて、最近では参加されている皆さんに、「想像(思考)➡行動➡経験➡思考のアップデート」という流れを意識的にしてみては?という提案をしています。考えて、実行して、得た経験から考え方に修正を加える方法です。本来は子供の頃にこうした癖付けがされていて無意識にできるものなのですが、家庭由来の様々な環境の影響で、できない人も多い。だからこそ、想像力が弱点だと認識したなら「環境でそうなったなら、変わる余地はある」と考えるのはありだと思っての提案です。

交流会や掲示板では、そこも踏まえてサポートする体制を取りたいと思っていますので、まずは人との交流を通じて、「想像力のアップデート」を試みましょう。もちろん自律的に「想像力のアップデート」を試みるのも良いですね。その際には【自分の常識や捉え方を疑う意識】を持ったうえで実際の経験からわかることを組み入れていってくださいね。

というわけで今回のお話は終わりです。皆さんの悩みに同じ形はありませんから、私の記事もひとつのヒント程度にお読みくださいね。ではまた会う日までお元気で!

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