2017-01-14

「やれること」だけで選ぶのをやめる

毎日の違和感から納得感を取り戻す方法


この記事は、過去に執筆した「願望と現実のギャップ」についての考察を、現在の視点で再構成したものです

「そつなくこなせる」ことが、あなたを疲れさせていませんか?

社会に出ると、私たちはいつの間にか「何ができるか」という基準だけで物事を選ぶようになります。仕事、家事、人間関係。効率よく、失敗しない道を選ぶ。それは正しい選択ですが、「やれること」ばかりで毎日を埋め尽くすと、ある感覚が失われていきます。

自分の人生を自分で選んでいるという「納得感」です。

その「イライラ」は、心が発しているサイン

「何か違う」「どこか虚しい」という微かな違和感。あるいは、理由のないイライラや倦怠感。

それは、「やれること」という正論で自分の本音を押し殺し続けていることへの、心からの警告です。脳は、叶いそうにない望みを抱え続ける苦痛を避けるために、「やりたいこと」を引き出しの奥底に隠してしまいます。でも、隠されたエネルギーは消えるわけではなく、ストレスとして少しずつ蓄積されていくのです。

「現実を100%無視」してリストを作る理由

自律的な感覚を取り戻すリハビリとして、一度「できる・できない」の枠を外してみましょう。

・「やれること」——社会的な役割、能力の範囲、損得勘定。
・「やりたいこと」——衝動、子供の頃の夢、理由のない好き。

現実は無視して、思いつくままに書き出してみてください。この作業の目的は夢を叶えることではありません。「自分は本当は何を望んでいたのか」という感覚を、脳の奥底から救い出すことにあります。

隠れた「本音」を、今の生活に少しだけ混ぜる

現実離れしたリストの中には、今の生活を彩る「ヒント」が必ず隠れています。

「世界中を旅したい」という望みが、実は「日常のルーチンを壊したい」という本音だったなら、いつもと違う帰り道を通るだけで、それはあなたの意志による選択になります。

誰かに決められた「やれること」を消化するだけの毎日から、自分の「やりたい」を少しずつ混ぜていく。その積み重ねが、人生のハンドルを自分の手に取り戻すきっかけになります。

自分に「わがまま」を許す休日

予定が狂った休日こそ、自分の内側を探索するチャンスです。「やりたいこと」を思い出す作業は、効率重視の日々から離れ、自分自身の納得感を取り戻すための大切な時間です。

あなたは今、何に縛られず、何を望んでいますか?その不器用な本音を認めることから、新しい一歩が始まります。

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