2017-04-14

思考ばかりで行動できない

思考ばかりで行動できない

思考ばかりで行動できない

頭で結論を考えてしまい、行動に移せない人は割と多いのではないかと思います。今回はやる気に自らブレーキをかけてしまう人の話を、目標設定と時間の関係に絞って考えてみます。

ブレーキ・・・「今月休まずに頑張ったとしても、月間目標達成は無理だからなぁ」
アクセル・・・「今から1時間頑張れば、昼ご飯だ~!」

ブレーキ・・・「30日間食事制限して何kg痩せれるの?それに毎食でしょ?無理無理」
アクセル・・・「夜はササミの茹でたのとキュウリのキムチ和え?あ~ビール飲みたい」

いろいろとツッコミどころのある例ではありますが、、二つのパターンの一番の違いは、時間の区切り方が短い目標設定のほうが、行動にブレーキがかかりにくいということです。その理由は、「時間設定が短いと、小さな目標しか立てられない」ことにあるように思います。小さな目標であれば、小さなエネルギーで行動できる。また乗り越えやすいから達成感を得る機会が多くなる。結果、自分に○をあげやすいということ。言い換えれば、気軽に満足を重ねられるということです。

反対に時間設定の大きな目標はそれなりのエネルギー量を必要とします。気持ちを高める必要もあるし、それを持続させる必要もある。達成できれば大きな喜びにつながりますが、できなければそれなりの代償を払うことになるので、リスクや負荷を想像してブレーキをかけてしまうわけですね。

このように目標設定と時間の関係を考えると、思考が先行して動けなくなる人の多くは「人生の目標!」、「生きる理由!」、「あるべき姿!」、「私を変えなければ!」など、抽象的で大きすぎる目標設定を掲げてしまうことに問題があるのかもしれません。

もし心当たりがあるなら、試しに目標設定を細切れに変えてみませんか?とりあえず、寝る前に歯磨きする!とか、この引き出しの中だけ綺麗にする!とか。。。で、達成する度に自分に〇をつける。動き出すための簡単なリハビリだと思ってやってみてください。そして〇を積み重ねることができたなら、もう一度、今度はじっくりと壮大な夢を描いてみてはいかがでしょう。

それではみなさん、また会う日までお元気で。。

※今回は目標設定と時間の関係ですが、実際にはそれだけではないので、それはまた別の機会に。

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