リフレイムの心理カウンセリングについて

◆カウンセリングとは◆

カウンセリングといっても、現在は様々な考え方や技術がありますので、一概にこれですと説明するのは難しいかと思います。そこで『話を聞く専門家のサポートの元、自分の考えを開示し、もやもやした思いを可視化して、整理・理解を進める作業』と考えていただければ…と考えています。それは例えば「友達に悩みを話しているうちに落ち着いてきた」といった感じに近いかもしれません。

誰しも家族や友人にさえ話せないことはあります。あるいはそもそも話せるような関係ではないこともあるでしょう。そんなときに思い出して欲しいのがカウンセラーの存在です。カウンセラーは開示しづらい話やぼんやりしたままの話を、丁寧に引き出す訓練を受けています。それにクライエントさんの心理状態や思考を深く理解することにも精通していますので、精神的な安心感を得ることもできます。また、守秘義務がありますので、あなたの悩みを外部に漏らすことは決してありません。

次にカウンセリングをどこで受けたらいいのかについてですが、欧米の研究で明らかになっているのは、カウンセリングの効果の良し悪しを決めるのに最も大事なのは、技術でも経験でもなく「カウンセラーとの相性」だということ。相性が良いほど短期間で変化が表れることが実証されていますので、探す手間はかかるかもしれませんが、自分に合ったカウンセラーに出会うことはとても重要です。皆さんも相手によって居心地が良かったり悪かったり…という経験ありますよね?そういった明確には説明のつかない感覚は、カウンセラーとの間にも存在しているということになります。

また日本では「カウンセリング」というと利用するのに抵抗を覚える方も多いかと思いますが、欧米ではかかりつけ医のようにとらえられており、精神の問題を抱えているときだけでなく、思考を整理したいときや、話してすっきりしたいときの相手として気軽に利用されています。リフレイムにも日常の何でもないことやあれこれと考えついたことなどを整理しにやってくる方もいらっしゃるくらいですので、古い友人に会いに行くような感覚で利用していただくのも一つの利用法です。。そして私もまた、そういった日常に寄り添う存在としてのカウンセラーで在りたいと考えています。

➡関連リンク… カウンセリングの役割(不安や恐怖と向き合う為の伴走者)

◆リフレイムのカウンセリング◆

リフレイムのカウンセリングには対話形式という以外に決まった形はありません。クライエントさんの状況や状態を何かの分類に当てはめてマニュアル通りに進めることも心理テストもいたしません。
様々な研究においてクライエントさんの個性、気質、性格、価値観、成育環境など個別の背景に合った形で対応しなければ、どんな知識や技術もあまり役に立たないことは実証されていますので、丁寧にお話を聞いた上で、その時点で一番フィットする形でのカウンセリングを実施しています。

また基本的には、様々な理由で自分を見失ったり、自分がわからなくなっている状況からの回復を主な業務としていますので、現在抱えている悩みや状況の改善だけでなく、自己理解・自己開示の方法・自己表現の練習・思考整理というご要望にも対応しているのが特徴です。

【ご相談内容の例】
〇親子関係の影響による偏った考え方や過度な感じ方の改善
〇対人での過緊張や気を使い過ぎてしまう傾向の受け止め方と対応
〇問題と対峙するために必要な心理学的知識を得たい
〇職場での人間関係・自分の傾向にあった職場環境選び
〇夫婦・パートナー間に生じるすれ違いや衝突の改善
〇難しい状況になっている子供との向き合い方
〇何故自分はこういう状態なのかを探りたい
〇愛情・欲求・安心・自信などの感覚を取り戻したい
〇自己理解のサポート・自己開示の練習
〇思考整理の手伝い・話し相手    …etc.

話せないことで悩んでいたり、思考が混乱して整理したいときは、お気軽にご相談ください。そして、まずはお話を聞かせてください。煮詰まった考えを整理できるよう、丁寧にお手伝いさせていただきます。(いたずらに回数を重ねるカウンセリングはいたしませんが、対人不安などの影響で本心が強く隠されている場合には時間がかかることがあります。クライエントさんの深い部分まで降りた上でカウンセリングする方針ですのでご理解ください。)

◆その他◆

※『1度で考えや方針をまとめたい』『自分がどうしてこういう性格なのか分析と説明を聞きたい』『時間をかけて自分と向き合いたいのでサポートして欲しい』などの希望は、遠慮なく初回カウンセリング時にお伝えください。事案に対して可能な場合は、できるだけご希望に沿いたいと思います。

※継続的なカウンセリングをご希望の場合は、基本的に2週に1度をお勧めしています。その上で、状況が悪い場合は間隔を詰めていただいてもいいですし、様子を見ながらであれば、月に1度など余裕のある形を取っていただいても構いません。特に親子関係由来の事項は、感情の抵抗感が強く表出し時折ブレーキがかかることも想定されますので、それなりに時間をかけて向き合われることをお勧めします。

※必要とされている方がご希望の時間に利用していただけるように、無意味な空き時間は極力作らないように受付しています。それゆえ、繰り返しのキャンセル、連絡なしでキャンセルされた方の再度のご予約はご遠慮ください。また、当日または連絡なしキャンセルは、理由の如何に関わらず代金の請求をさせていただきます。(尚、カウンセリングの質を維持する為に、受付は1日4組までとさせていただきます)

心理カウンセラー/内田裕司

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