『認知の歪み|飛躍した結論』
これは、見当違いの結論にすぐ飛びついて誤った選択をしたり、思い込みで行動して人間関係を悪くしがちな人によくあります。例えば「あの人は怒っているに違いないから、今回は食事会に呼ぶのはやめましょう」「上司に言ったところで何も変わらないのだから、仕事は適当にやるのが一番」といった態度。世の中のすべての事項は「やってみなければわからない」「予測することはできない」のであって、決して自分の予測通りに進むことはありません。もし未来がどうなるかわかるのであれば、多くの問題が起きてしまいます。
答えや結論にすぐ飛びついてしまう傾向の人は、忍耐力に欠けています。また考えたり悩んだりすることも面倒に思うことでしょう。しかし、そのおかげでつまらない過ちや人間関係の破綻を招くのですから、推測で決めつけずにその都度確認したり、よく考えてから結論を下すように心がけることが今後の課題となります。
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