2017-03-25

カウンセリングは何が決め手?

カウンセラー内田

カウンセリングといっても世の中には様々な技法が存在しますし、そこに知識や経験が加われば、それこそ数えきれないほどの方法論が存在するでしょう。

欧米のある研究に【学歴、年齢、経験がほぼ同じカウンセラー数名が、同じ案件を同じ技法で同じ回数行った場合のクライエントの改善度】についての調査があります。どうなったと思いますか?結果は担当カウンセラーによって改善度合いがバラバラでした。

この結果が示しているのは、カウンセラーに最も必要なものは技法でも知識でも経験でもなく、その人の人間性だったということです。そんなバカな!と思う人もいるでしょうが、一方で仕事を持つ多くの人は「そうだろうな」という感想を持たれることも多いかと思います。

知識や経験が大事なのは、どんな仕事でも変わりありません。そこは大前提でしょう。しかし、そのうえで結果に差が出るのは、やはりどんな仕事でも「何をやるかより、誰がやるか」だと思います。対人の仕事をされている方は特にそう感じる場面が多いのではないでしょうか。

だからといって人間性というのは意図的に身につけられるようなものではありません。環境や状況、周りの人間関係によって人それぞれに異なった影響をうけつつ、長きにわたって形成されるわけですからね。

そこで大事になるのは、自分を知るということだと思います。欠点も長所も傾向も癖も知ったうえで、この先どんな風に生きていきたいのか?をよく考えコツコツと練習すること。決して良い人を目指せということではなく、できるだけ感受性を鋭く保つということ。地味ではありますが、そういったことの積み重ねが、人間関係においては役に立つような気がします。

言い換えると、どういう人であるかよりも、どういう人で在りたいかという姿勢こそが、その人を表すのではないかということです。

そういう意味ではクライエントとカウンセラーはいつも相関関係にあると言えます。お互いに目指す形をイメージして努力を続ることが、結果的にはお互いを助け合っていることになるわけですから。

カウンセラーといえどクライエントと同じように、こう在りたいという自分を志す同じ立場の相手。ですからカウンセリングといってもあまり気負わずに気軽に利用して欲しいと思います。そして相性のいいカウンセラーが見つかれば、辛い現状に変化が訪れる可能性も高まるはずです。感覚的に合う人を見つけるまでは時間がかかるかもしれませんが、まずは療法や学派を抜きにして、イイナと思ったら話をしてみてください。すべてはそこからです。発信しているブログなどを読んでみたり、HPのプロフィール欄など参考にするのもいいですが、話して確認するのが一番しっくりくるかと思いますよ。

というわけで今回はカウンセリングを受けるにあたり、意識しておきたいことについて、若干抽象的に説明してみました。自分をさらけだす以上は、この人だ!と思えないと信頼関係など築けないですからね。もっとも結果的には自分のハードルも上げることになりましたが…

では皆さん、また会う日までお元気で!

ps.自分の写真をTOPに貼るほど恥ずかしいことはない

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