企画後記

◆4月20日 雑談会(4名参加)

今回も聞いてほしい話や皆さんに意見を聞きたい話など、いくつかの興味深い話を聞くことができました。参加者が仕切るパートで、ファシリテーターが反省を口にする反面、参加者はとても話しやすかったと印象を語ることがあって、同じ景色でも人によって違う捉え方をするのだなぁと改めて思った次第です。私を介さずに直接参加者同士のやり取りが起きるときほど良い展開になるので、この調子であれば今期の雑談会ではそういった状況を楽しく見させていただくことが増えそうです。

◆4月14日 テーマトーク会「願いが叶ったときに私に起きること」(3名参加)

時期的に不調になりがちな中で参加された方もいて、気分転換に使っていただける場になっているのだとしたら有難いことです。テーマの話もそうですが、そこから派生した皆さんそれぞれの考え方が違っていたこともあって面白かったですね。以前も書きましたが、テーマが少し難しいものになりがちなので、今後はメンバーの皆さんからも話し合いたいことを募集することにしました。何かあれば遠慮なくお知らせください。

◆4月7日 雑談会(6名参加)

新しい期がスタートしました。記念すべき1回目は、2期メンバー全員集合の6名参加でした。嬉しい限りです。今期から、自分の話したいことは自分で質疑応答まで仕切ることもチャレンジできるようにしたところ、早速一名の方が手を挙げてくれましたので、ドキドキしながら見守ったところ、とても自然で他の方々の反応も上々だったので、ほっと胸をなでおろした次第です。もしかしたら今までは「コミュニケーションが下手なのではなく、メンバーや環境と合わなかっただけ」かもしれませんね。


★1期目総括★

愛着の問題を抱えている人にとって、他者と交わりながら自分を回復するのは難しいという定説がある中でスタートしたオンラインコミュニティ。予測していた以上に難しいこともあった半面、助けられる場面も多々あり、いい意味でも悪い意味でも「やってみないとわからないよね」と感じました。中には「以前より自分の考えを話せるようになった」と話してくれる方もいたので、まずまずの1年目だったのではないでしょうか。

難しかったのは「距離感がバグることで生じる他者への不信感」が愛着の問題を抱えている方に定期的に生まれてしまうことでしたが、退会の壁を限りなく低くすることで対応してきた感じです(実際、安定するまでは多くの入退会が繰り返されました)。二期目に関しても、メンバーの方には「合わなければ無理しないし、合うなら続ける」という姿勢で参加して頂ければと考えています。

とにかく一年間乗り切れたことに感謝です。ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

◆3月30日 雑談トーク会(8名参加)

今期最終回と言うことで、もしかしたら全員参加されるかもと思っていましたが、始まってみたら今期最高の8名!嬉しい最終回となりました。初めの頃は人数が多いと疲れてしまって…という意見が多く聞かれたのですが、1年間同じメンバーで続けたことによって、緊張がなくなったとまではいきませんが、それでも初めよりかなり和やかな雰囲気で話し合いが行われました。主催者としては一番に目指していたことなので、とてもうれしい時間でした。1年間ありがとうございました。
※3月末にて4名の方が卒業されますので、第2期新メンバーの募集を再開します。

◆3月22日 勉強会「幸せの感情」(5名参加)

今年度最後の勉強会は「幸せの感情」についてのお話。外的要因で幸せを決めるより、内的要因で幸せを決めることが、人生をブレずに豊かにするポイントになりますので、その辺りを再確認させていただきました。長きに渡り、勉強会を実施してきましたが、新年度はオンラインコミュニティ内での勉強会を無しにしますので、思い入れが強い内容になりました。ここまでお付き合いいただいた皆さんにも感謝です。

◆3月17日 雑談トーク会(6名参加・新規参加1名)

今回は面白いテーマが集まりました。「あったらいいと思うこと」「友達の定義」「好きなことを仕事にする不安」「話し方による相性」などなど、どのテーマも活発に意見が出ましたし、中には面白い話になることも。雑談会では堅苦しくない展開になるほど盛り上がる傾向がありますが、それには話しているテーマも関係するということがわかりました。この雰囲気が続くといいなと思った次第です。

◆3月9日 テーマトーク会「気を使ってしまう相手と分析」(4名参加)

今回はテーマが不発だったようで、参加者もテーマトークを用意された方も少なかったです。私が興味のあることと皆さんが話したいことが合わないことは仕方ないとは思うものの…これは継続課題です。
時間が余ったので後半は自由に話してもらいましたが、こちらは予想以上に盛り上がりました。特に温かい記憶の話は何人かの方が最近の出来事を元に考えを聞かせてくれましたが、聞いているこちらも良い気分になれたので、全体を通じてはなかなか良い時間になったのではないでしょうか。

◆2月25日 雑談トーク会(6名参加)

今回は「愛とは何か」「損得で考えること」が割と長い時間話し合われたテーマでした。面白かったのは、皆さん自分の説明をし始めてしばらくすると反省モードに入るという発見があったことです。言葉は自分の中から出すことで初めてその全貌が見えてきて、新しい分析ができるのかもしれませんね。いよいよ来月で開始から丸1年です。継続することで見えてくる何かは見つかったでしょうか?

◆2月16日 勉強会「援助する人される人の心理学」(6名参加)

今回は他者を助けたいという欲求を中心に心理学の考え方を紹介し、次に愛着の問題を抱えている人がなぜ人を助けたくなるのか、なぜいずれ反目しあうのか、というお話をさせていただきました。この話の面白いのは個人にかかる責任というものが、援助するしないのポイントとなっているところです。また。逆転移や共依存のお話も紹介させていただくことで、危うい援助者についても確認しました。

◆2月10日 雑談トーク会(5名参加)

この雑談会を好む方の顔ぶれが固定されてきた感じがします。色々な参加方法を設定してありますが、その中から自分が好む場所が見つかるのはとてもいいことだと思います。いつものことながら後半に向けて徐々に雑談風になっていきましたね。最後のトピックが一番盛り上がりましたが、結論として「我々はただ生きるだけでも大変である」となったのは大笑いでした。

◆2月4日 テーマトーク会「やめられないこと」(5名参加)

興味深い話や共感できる話を聞くことができました。やめたいのにやめられないのは、そこに理由があるからですので、その理由を細かく分析していくと、案外ヒントに辿り着けるものだなと感じました。またやめられた人の話を聞いていると、いかに考え方や捉え方の角度を変えられるかが大事だということも見えてきて、勉強になることも多かったです。今までできなかったのに、同じ方法や同じ考えで立ち向かっても、それはただの我慢でしかないということかなと思います。
尚、話し方を練習したい方のために、今回から自分の話し方を復習できるようにしました。

◆1月26日 雑談トーク会(6名参加)

緩やかに気兼ねなく思いついた話をするという雑談を練習する会の2回目です。雑談を練習するというのは、普段雑談が苦にならない人には不思議な話だと思いますが、対人不安傾向のある人にとっては、正解のない会話ほど頼るものがなくなって話せなくなるということがあります。そこを改善していくには時間をかけて回数を重ねて「何を話しても大丈夫」という勇気を、特定の人間関係で話す体験を通じて獲得していく必要があります。参加者の方には1年前の自分と比較して、どんな変化が起きているかを確認して頂ければ幸いです。

◆1月22日 勉強会「伝わる話し方2」(5名参加)

前回に引き続き話し方の勉強会を行いました。特に知らない人同士のコミュニティでは、普段の話法がマイナスに働くこともあるため、注意事項と意識的に伝える手法についてご説明しました。後半はフリーでの質問対応でしたが、【複雑性PTSD】の場合、言葉に対して過剰な反応を起こしやすいので…というちょっと専門的な話もしてみました。知識は自己理解の武器になるので、必要であれば重い内容もお伝えしていこうとは思っています。

◆1月12日 雑談トーク会(4名参加)

前回皆さんから伺った意見を元に、今回からテーマを用意する必要のない雑談主体の内容に切り替えました。予想以上に会話に近い形の内容になったのが収穫でしたね。皆さんの感想も「とても話しやすくなった」ということで上々のスタートです。また、ある条件が整うと発言がしやすくなるということが皆さんと共有できたのは有難いことです。おかげで4月からの新しい形に向けての構想が膨らみました。

◆1月6日 テーマトーク会「新年の抱負」(4名参加)

新年最初のコミュニティはベタなテーマですが「新年の抱負」について、皆さんの話を聞かせていただきました。目標は小さなものから大きなものまであってなかなかに興味深いものがありました。私からもいくつか今年実施することを話させて頂きましたし、春からのコミュニティの内容変更についても皆さんの意見を伺うことができました。今年も試行錯誤を続けますので、よろしくお願いします。

◆12月22日 フリートーク会(4名参加)

初参加の方が1名。前回の勉強会についての話や対人緊張の対策、ソーシャルゲームにおける課金についてなど様々な話が飛び出す中、比較的穏やかで和やかな雰囲気が続いたように感じます。常々思いますが、人の組み合わせによる化学反応というのは興味深いものがあります。今年最後のコミュニティ、春からここまで続けることができたのも、盛り上げてくれた皆さんのおかげです。感謝。

◆12月17日 勉強会「伝わる話し方」(5名参加)

原点に立ち返り、会のテーマでもある「話し方」についての勉強をすることにしました。第一回目は「話を聞く」立場に立って、話し手がどう話すと聞き手は集中して聞けるのかについてお話ししました。今回は皆さんが日ごろ話をしているときに気づいたことをお話ししていただく機会も持てましたので、より実地に近い想定の内容になったと思います。

◆12月10日 フリートーク会 参加者1名で中止選択

久しぶりの中止。前回の影響は否めないですね。無謀な挑戦だったとはならないように、3月を迎えるまで(1年間)は改善努力を続けたいと思います。

◆12月2日 テーマトーク会「あなたが一番恐れていること」(7名参加)

テーマが重かったことと参加人数がいつもより多かったことで、時間に追い立てられてしまう展開になりました。また、話の練習に来ている方にはちょっと厳しい展開になったことは反省点です。多くの方が「人間関係」における問題について話したのですが、中には悪い想像を伴ってしまうような状況や出来事を挙げた方もいました。それぞれに育ってきた背景が違いますので、同じ内容でも人によって違う捉え方になるということをテーマトーク会で体験していただけたら幸いです。

◆11月24日 フリートーク会(6名参加)

最近は入れ替わりながらも安定した参加者数を維持できていて、コミュニティとしては一歩前進した感じがありますが、調子に乗るとまた不安定になる可能性がありますので、引き続きメンバーを増やすべく頑張りたいと思います。昨晩は後半に入ってから、子供に対する大人の姿勢という重くて苦い話になりました。とても難しい問題ですが、大人である以上、あるいは同じ道を辿ったものとしての責任として、向き合っていくべき問題だと感じた次第です。

◆11月17日 勉強会「パーソナリティ障害の理解と自己理解」(6名参加)

パーソナリティ(気質+性格)の行き過ぎた傾向分類から自己理解を深める目的でテーマを設定しました。特に愛着の問題を抱えると境界性、自己愛性、依存性、回避性といったパーソナリティ障害に似た状態になる方もいますので、そういった背景がある方にとっては自己理解と対策を考える上で参考になる内容だったかと思います。人それぞれの傾向に対してオーダーメイド方式で対策を練るのが必要な領域ですから、今一度現状の対策についても確認できるといいですね。

◆11月11日 フリートーク会(6名参加)

今日は初参加の方が2名。持ち込みテーマは2つ。「話を聞いて貰っていると思えるのはどういう状態を指すのか」「様々な考えとステージに立つ人たちとやっていくこと」について話し合いました。今回はテーマにもある通り、様々な考え方が飛び交う2時間となりましたので、なかなか刺激的だったのではないかなと思います。私からは【言葉の持つ様々な意味を受けとめるために必要なこと】について話をさせていただきました。

◆11月5日 テーマトーク会「スマホを持つ前と持った後の自分」(4名参加)

テーマトーク終了後、更に追加で「自分に合う働き方」「やらなければならないけどモチベーションが上がらないときの対処法」の2点についても話し合いました。様々な意見が出る中、「どうやら我々は一般的な会社員というものにはなれそうもないね」ということでまとまりました。私からは【道から外れたのではなく違う道を選んだだけ】という視点についてお話させていただきました。

◆10月27日 フリートーク会(4名参加)

今回も様々なお話を聞く機会を持てました。全員がお話を用意してくれましたが、内容的にご紹介できない話ばかりでしたので詳細は差し控えますが、自己開示の練習の中でも人に話しづらいことを選んで挑戦できるのは良い経験になると思います。参加者が固定されてきていることも勇気を持てる原因かもしれません。とにかくCPTSDでは経験値を上げることが大事ですから、このまま積み上げが続くといいですね。

◆10月22日 勉強会「うつ病から読み解く人間の仕組み」(6名参加)

今回はうつ病をベースに人間の脳の仕組みについての話をしました。自分と向き合って来た方や精神についての知識がある方が多いので、こちらの予想を超えた質問がいくつかあり、思考の鋭さを再認識することになりました。ちなみに昔に実施した勉強会のデータはいくつも残っているのですが、既に3年以上経っており、当時は成立していた考え方も、今ではもう使えないものが多いので、結局毎回新しいものを準備してお話ししています。自分の知識のアップデートにも役立っているのでありがたいですね。

◆10月14日 フリートーク会(6名参加)

今日も初参加の方が1名で計6名の参加でした。3名の方が話したいことや質問を用意してくれたので、それについて話し合いました。感動話から恐怖や怒りへの対処などが議題に上がり、それぞれに考えを聞くことができました。私の方からは特に怒りの感情の危険性と、怒りを感じさせる言動や文章についてどう認識して付き合うのがよいかという、CPTSDの最新の研究についてお話させていただきました。

◆10月6日 テーマトーク会「貴方が嫌だと感じる話し方」(4名参加)

今日から参加の方を一名迎えてのテーマトーク会。最近興味があった「話がかみ合う為の条件とは何か?」という問題を考えたくて、今回のテーマを選びました。コミュニティの目的には「話す練習」以外にも「深い話ができる場所」というのがありまして、昨夜はまさにそういった流れが生まれかけたように感じました。最終的に出た結論はそもそも論でしたが、例えそうだとしてもそれ以上の理由は見当たらないよねと皆が納得の結論だったと思います。

◆9月30日 フリートーク会(3名参加)

今回中心になった話題は衝撃の内容なので紹介できませんが、そこから派生した「報われない世の中話」で大いに盛り上がりました。,井戸端会議のような雰囲気も悪くないですね。コミュニティに関してはルール変更もして話し方も変えてと試行錯誤を続けています。まずは会員の方が参加したいと思えるような会を目指します。

◆9月24日 勉強会「複雑性PTSDを知ろう」(4名参加)

今回も4名の方が参加してくれました。テーマはリフレイムの扱う領域である複雑性PTSDです。今後、親子関係の影響について考える上で中心になってくるであろう考え方ですので、しっかり押さえておきたいと考えました。なかなかに重い内容でしたが、各自の疑問に合わせた心理療法的な自己回復の事例紹介もできたので、何らかのヒントを持ち帰ってもらえたなら幸いです。

◆9月15日 フリートーク会(4名参加)

初参加の方も含め4名の参加でした。持ち込みテーマは「正しい振る舞いと私らしい振る舞い」「いつ親の影響について気づいたか」「他者の怒りに反応してしまう」「自分のストレス度を測る方法」。他者と交わったり自分を開いたりすることに慣れるのは、時間がかかるものだなと改めて感じました。

◆9月9日 テーマトーク会「他者に頼る頼らないの境界線」(1名参加)

今回はマンツーマンでした。テーマについての話の次に「よく知らない人の方が自己開示できること」について色々質問させていただきながら思考を整理してみました。知っているという姿勢ほど他者を傷つけるものはないかもしれない可能性について、また少し考えさせられました。

◆8月27日 フリートーク会(2名参加)

前半は小さなことでストレス発散をする方法について、後半は傷つけてくる人に対してどう反応するかについて色々な議論を重ねました。参加されたお二人ともに「不満の伝え方」についての話が一番面白かったという感想でした。初めの話から飛躍して意外な着地をするのがフリートークの醍醐味ですね。

◆8月19日 勉強会「認知の歪みをおさらいしよう」(2名参加)

今回は勉強会も少人数でした。頑張りどころです。数年に一度流行る認知の歪みについてのおさらいをしましたが、予想していたより重い内容になってしまい反省です。どうも私は難しい面に焦点を当ててしまいがちになるので、もう少しライトな展開を練っていきたいと思います。

◆8月11日 フリートーク会(3名参加)

今回は3名参加していただけたので、活発に意見交換する練習ができました。大きく2つの議題がありまして、一つ目は「親友と呼ぶことへの抵抗感」二つ目は「悪い意味で気になる人の捌き方」でした。皆さんの意見がそれぞれに違っていたので、とても面白い時間を過ごすごとができたように思います。

◆8月5日 テーマトーク会「あこがれるコミュニケーション術」(1名参加)

本日も1名参加ということで、マンツーマンの対話になりました。コミュニケーション術から展開して日本と外国のコミュニケーションの違いと良い面悪い面について語り合いました。つくづく日本は窮屈な国だと思いましたが、それでも結局最後は帰りたくなるかもしれないねという話になりました。

◆7月29日 勉強会「認知バイアスと思い込み」(5名参加)

その生き辛さ、認知バイアスの影響かもしれません!ということで、何故人は自分の考えに固執してしまうのかについて、愛着とCPTSD、脳科学の知見を通じて説明しました。そういった認知バイアスが存在するのかの説明に時間を割きましたので、いつもよりボリューム感のある勉強会でした。質問も活発に出ましたので、皆さんにも興味ある内容だったかと思います。

◆7月22日 フリートーク会(1名参加)

私の声の調子が悪いので内容を変更して実施しましたが、1名の参加でしたので、用意していただいた話について意見交換した後、このコミュニティの在り方について考えていることについても意見をいただいて、来月からの内容を一部変更することにしました。私の考えを纏めるのにコミュニティを利用できるのはとても助かります。

◆7月15日 テーマトーク会「人間関係で嫌なこと」(6名参加)

皆さん積極的な意見交換で、声の出ない主催者をカバーしていただきました。徐々にメンバーにも慣れてきたこともあるかもしれませんが、テーマトークも活発になってきました。それぞれに課題や目標を見つけてお話しされるのを見ていると、今後が楽しみになります。(新メンバー1名合流)

◆7月8日 勉強会(主催者体調不良につき中止)

申し訳ありませんでした。次回の勉強会に内容繰り越しさせていただきます。

◆6月24日 フリートーク会(3名参加)

前回より増えて3名参加でした。ちょうど「知りたい欲が強い」と自認される3名でしたので、持ち込みテーマや質問などで充実した2時間でした。私も影響を受けて何故自己理解がそれほどまでに重要なのかについて熱弁してしまいました。このような雰囲気が続くならフリートーク会をもう一日増やしても大丈夫かなと思えた次第です。

◆6月17日 勉強会「他者との距離感と試し行動・遠ざかり」(4名参加)

最初の勉強会で扱った理解者の話から発展して「自他境界線のない人が他者との距離感がわからなくなる」という内容で勉強会を実施しました。人間関係を考えるうえで興味深い分野ですが、質問は『どうしたらそこから脱出できるのか』に集中したように思います。私の専門とする領域でもありましたので、できるだけ詳細にお答えしました。ここまで重い内容が続きましたので、次回から分かりやすく楽しい内容に変えていこうと思います。

◆6月10日 テーマトーク会「自分の中の子供と大人」(5名参加)

盛り上がるのでは?と考えたテーマでしたが、「自分を客観的に見るのは難しいのでわからない」という反応が少なからずあったのは意外でした。また会の性質上当然ですが、参加者同士の交流のぎこちなさをどのように滑らかにしていくかは継続課題です。いろいろな発見がありますので、焦らずひとつずつクリアしていきたいと思います。(新たなメンバーが2名合流)

◆6月3日 勉強会「感情の扱い方」(6名参加)

「感情」についての2回目の勉強会です。今回はどう扱うべきかに加え、扱い方を間違えたときに何が起きるのかというCPTSD研究における一つの見解を紹介しました。心当たりのある人には少し怖い話だったと思います。今回重い内容に対する皆さんの反応を見ていて、もう少しポジティブな面に焦点を当てる方がいいかもしれないと感じた回でもありました。試行錯誤を続けます。

◆5月27日 フリートーク会(2名参加)

コミュニケーションの課題練習ということでご参加いただきました。これがコミュニティ立ち上げの目的でもありますので、お二人にはできる限りお話しいただいて色々意見交換しつつ実験していただきました。私もいちメンバーとして参加し色々話すことができたので楽しかったです。

◆5月20日 勉強会「過去に身に着けた自己防衛法を見直す」(5名参加)

子供のころに身につけた自己防衛法は、大人になってからも使い続けられることが多いものですが、特に逆境的な子供時代を送った方の場合は、その方法が極端すぎて逆に生き辛さを招く原因になっていることもありますので、この機会に見直してみましょうという内容でした。メインの内容が終わってからの雑談が、とても盛り上がって面白かったです。

◆5月13日 テーマトーク「困っている思考癖」 (3名参加)

テーマについて全員で質問や意見交換を行いました。それぞれが考えを語り、それぞれがそれに対して反応するには、3~4名が適している人数だと再確認できたので、いずれタイミングを見計らってグループ分けをしたいと思いました。また、個人的には顔出しのほうが疲れないと再確認もできました。時間をオーバーするくらい意見が飛び交いましたので、自分が持つ思考癖が特有なものなのか、あるいは共通のものなのかを確認しあうことは自己理解上必要なことなのかもしれません。

◆5月6日 勉強会「感情に対する自動反応を手動反応にする」(7名参加)

生育環境で自己防衛する為に完成した感情の自動反応が、後の社会生活で自分を苦しめることになるので、この機会にどう向き合うかについて考えてもらう試みをしました。勉強会ではお伝えするのが難しいので避けてきた内容ですが、コミュニティでは一般向けの心理学本では手に入らない知識を伝えていきたいと考えていますので、今回はチャレンジのつもりでお話ししました。今までの勉強会の中では一番活発に質問が出たと思います。

◆4月29日 フリートーク 参加者0人・中止

GW中ということもありましたが、あえて不参加にされる方もいました。まだ慣れないメンバーの中で自由に話すのはハードルの高いことかもしれません。

◆4月22日 勉強会「自己肯定感にまつわる話」(5名参加)

自己肯定感と自己評価の違いと、自己評価と自分フィルターの関連について。ポイントとしては≪変えるべきは自己肯定感ではなく自分フィルター≫ということを詳細に説明しました。また、「人を評価してマウントをとる」のは『自己評価が高く不安定な人』で、パワハラだけでなく、まだ関係の浅いうちから相手に優しい言葉や理解者のような態度で接する人もそれに含まれるということもお話ししました。今回は数多くの質問があってそれなりに濃い時間だったと思います。

◆4月15日 テーマトーク「寄り添うとは?」(2名参加)

参加者が好きな切り口で自由に語るテーマトーク。初回は寄り添うことについてお話を聞かせていただきました。皆さんとにかく「寄り添うのは難しい」という認識でした。近年は脳科学的にも「アドバイスは自己満足」とい見方が出ているくらいですから本当に難しい。そして最後の「貴方が理想とする寄り添ってもらいたい人物像とは?」という質問では、人それぞれの経験則を元にした興味深い意見が聞けて面白かったです。

◆4月8日 勉強会「他者との距離感にまつわる話」(4名参加)

何故愛着に問題を持つ人は、他者との距離感がわからなくなるのか?に始まり、理解者とは何か?そして最近の研究で明らかになりつつある、100%の人がベストの人ではなかったという話まで、一気に解説させていただきました。個人的には興味深い研究内容だったこともあり、コミュニティの初回題材にしました。