toggle
2017-01-18

反射的な怒りの根っこ

怒りの根

「遊んでていいの?勉強は?」と言われた子供が「うるさい!ちょっと休憩してただけだろ!」と半ば切れ気味に怒鳴るというシーンは、ドラマなどでもよく見る光景ですね。このように、何か言われたり、されたりしたときに反射的に怒りが爆発するのはなぜでしょう?

後になって冷静に考えれば、そう言われるのも仕方ない状況だったな・・・と反省できますが、その場では抑えきれない過度の怒り。このような、突然の感情の原因となる思考を反射思考といいます。例えば前述のシーンで子供は、『わかってることを言われたから』という反射思考で怒っているのですが、もう少し深く考えてみると、『お母さんに甘えたかったのに、都合のいいときしか構ってくれなかった』という、ずっと以前からの不満が原因かもしれません。だとすると、かけられた言葉ではなく、たまたま見かけた子供の行動を親らしく注意することに、反射的に怒りが湧きあがったともいえます。

他にも、上司のアドバイスにカッとなったり、友達が誘いを断っただけで縁を切ろうとする・・・なども、起きている事象以上に過度の反応をしてしまっているという意味では同じですね。

このように、ついカッとなる裏側には、一見わかりやすい理由だけでなく、その理由を作り出したもっと深い部分に原因がある場合があります。そうであれば、その深い部分を洗い出さなければ、いくら反射思考の表側を反省したところで、ついカッとする癖を直すことは難しいというわけです。

人間の思考をコントロールするのはなかなか難しいと思われていますが、思考は自分が作り出したものですから、訓練することである程度は直すことができる。これが認知行動療法の考え方です。癖の矯正と同じで、少し時間はかかりますが、変えることはできると思います。ですから、自分のネガティブな反射思考が気になるようでしたら、いつでも話を聞かせてください。

ではまたお会いする日までお元気で(^^)/

関連記事 ⇒ その思考、認知の歪みかも!

関連記事 ⇒ 心理学ワークショップ/『認知の歪みを見直す』


関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です