HSP交流会レポート

過去のHSP交流会レポートです。交流会への参加を考えている方の参考になれば幸いです。

◆2023年9月23日(3名)

皆さん参加される前はとても緊張されたとのことでした。確かに複数の初対面の人たちと会うなど普段ならできるだけ避けたい状況ですから、そうなってしまうのもよくわかります。しかし少し話した段階で、危険な人はいないと判断できたようで、以降は様々なお話を交換したり質問したりと良い空気感の下で会が進みました。同じような感覚の持ち主が他にもいることがわかって良かったという感想で終われましたので、まずまずの組み合わせだったのではないでしょうか。


➡2019年

◆9月8日(日)HSP交流会|6名参加(6名初)

◆8月25日(日)HSP勉強交流会|3名参加(1名初)

◆8月12日(月・祝)HSP交流会|3名参加(1名初)

◆8月10日(土)HSP交流会|4名参加(3名初)

◆7月28日(日)HSP勉強交流会|5名参加(4名初)

◆7月6日(土)HSP交流会|5名参加(4名初)

今回から定員を1名増やして5名で実施することにしました。勉強会要素が強い交流会ですから、必要としている方にできるだけ早く情報や知識をお伝えしたいとの考えによるものです。

今回は「HSPに合う職場の雰囲気、合わない雰囲気」「苦手な人の対処法」「本当の希望は」「HSPにお勧めの雑談方法」「どんな親子関係がHSP気質を強化するか」「親との距離の取り方」など盛りだくさんのトピックについて意見交換が行われました。私の方からもできるだけ個々の状況に沿った分析と対応法をお伝えするようにしました。普段は発言を抑えがちでも、何かヒントを見つけたいという強い気持ちをお持ちの方が多かったので、重い話も軽やかな空気感でかわすことができ、とても充実の3時間だったように思います。ありがとうございました。

◆6月30日(日)HSP勉強交流会|3名参加(1名初)

今回から勉強会の内容に「他の疾患の知識とHSPとの類似点」を加え、更に気質を強みに変えるための自己認識の具体的方法もお伝えするようにしました。普段の交流会から感じていましたが、やはり私は勉強会型の形式が好きなようで、1週間にわたり準備に熱中しました。普段より「知識」は必ず自分を助ける力になると考えていますので、せっかく来ていただく以上、できる限り有用な形でお伝えしようと燃えてしまうようです(笑)

色々な形のHSP交流会がありますので、ご自分のニーズに合った会に出会えるといいですね。来月も実施しますので、興味のある方は是非ご参加ください。

※当日になってご予約の方と全く連絡が取れず1名欠席のままで開始しました。キャンセル待ちの方がいただけにとても残念です。リフレイムのHSP交流会のキャンセルに関するルールが少々厳しいのは、こういった背景がある為です。必要な人にタイムリーな環境提供を、と考えていますのでご理解ご協力お願いします。

◆6月22日(土)HSP交流会|4名参加(3名初)

久しぶりの更新です。今回は女性3名男性1名の計4名での実施となりました。個人的には今回HSP交流会の草分け的存在である横浜のAさんが参加されたことで他の交流会の雰囲気を知ることもでき、刺激的な内容になったと思います。

初めはいつものようにルール説明と自己紹介、またそれぞれの方が自分をどう読んで欲しいかの聞き取りからでしたが、この段階から既にいつもより参加者の皆さんの発言量が多かったこともあり熱っぽい雰囲気でした。それぞれの方が、質問や課題、ご自身の状況や工夫についてお話しされる中で、Aさんの受け答えは、私にはないきめ細やかな配慮が感じられ、とても勉強になりました。また。Aさんがどういう方かわかるにつれ、皆さんの緊張も更に解けたように感じられました。以前より思ってはいましたが、司会は男女2人の方が安心感が高いかもしれませんね。

話も尽きなかったので、いつものごとくアフタータイムも全員参加で盛り上がりました。涙も笑いもある豊かな3時間だったと思います。ありがとうございました。

◆5月17日(金)HSP交流会|2名参加(2名初)

GW明けで不安定になる方が多く、忙しさもピークでしたので久しぶりのレポートです。

今回は初参加2名(男女)でHSPの基本的な知識や、今まで試みた色々な方法についての検証、またHSPと見分けのつかない色々な精神疾患の話など、情報量が多めの会となりました。

特に気質と上手く付き合っていくための自己肯定の方法(ちょっとしたコツがあります)とそれに伴う今後の方針については、カウンセリングに近い形で話し合うことができたように思います。交流会の人数が多くても少なくても、臨機応変に有効な時間の使い方ができるのもHSP気質の良いところですね。ご参加ありがとうございました。

◆5月3日(金)HSP交流会|4名参加(2名初)

◆5月2日(木)HSP交流会|2名参加(1名初)

◆4月27日(土)HSP交流会|4名参加(2名初)

経験者が初参加の方をリードする形のバランスの良い意見交換ができました。初参加の方から「対人で疲れた時の回復法」「対人でのかかわり方」などの質問が出て、皆さんにそれぞれの対処法や考えを聞きつつ感想を述べてもらう形式がしばらく続きました。また今回はいつもより早く緊張が解けたこともあり、皆さんの自己開示が深い部分まで行われたので、自己表現のよい練習場所として交流会が機能したように思います。ご参加ありがとうございました。

◆4月19日(金)HSP交流会|4名参加(3名初)

今回は久しぶりの平日夜開催ということで、仕事帰りに参加される方ばかりでした。以前より土日だと参加できないという声はありましたから、今後も不定期で平日夜の交流会を考えています。

昨日の主題になっていた「対人でのあきらめ」については、多くの時間を使って意見交換できたように思います。同じ傾向があるとしても苦しみも耐性も人それぞれです。同じ土俵で対策を考えていたのでは、個々に合った方法というのは見つからない。そんなことを考えさせられた時間でした。HSPも一括りな概念ではなく、より個々に落とし込んだ話にする為にも「型ではなく傾向」の話であって欲しいものです。

◆4月6日(土)HSP交流会|4名参加(3名初)

◆3月31日(日)HSP交流会特別編|5名参加

このところHSPの勉強会はHSPカウンセラーの橘さんにお願いしていますが、今回は特にHSS(HSPなのに強く刺激を求める傾向)に的を絞っての企画ということでしたが、無事満席となりました。HSSを実感されている方も意外に多いことを私も再認識した次第です。

今回のレポートは橘さんがアップされていますのでコチラからご覧ください。ツイッター、インスタグラムにて情報発信されていますので、興味のある方はフォローしてみてください。

◆3月23日(土)HSP交流会|4名参加(2名初)

このところ時間が取れずレポートできませんでしたので、久しぶりの更新です。今回はバランスよく初参加2名(女性)、定期参加2名(男性・女性)となりました。まずは初参加のお二人から「自分以外のHSPの方とお会いするのは初めてなので、他の方がどんな風に困っているのかお聞きしたい」ということで、全員が自分のHSP的なところを発表し合いました。同じ傾向を持っていても、過敏な対象がそれぞれに違っていることに驚いたり、まったく同じということで盛り上がったりと、初めの緊張感が嘘のように、親和性の高い雰囲気へと移り変わったのがよくわかりました。やはり、共感できる相手がいるというのは、大事なことですね。

また今回は初参加のお二人が共に「こんなに自分のことが話せたのも、こんなに話が通じたのも初めてで感動している」としみじみと話されたのがとても印象的でした。「もっと早くに出会っていればこんなに苦しまなくても良かったのに・・・」という意見もありましたが、継続参加の男性から「私は40過ぎてからこういう世界があることを知ったので・・・それに比べたら皆さんは今気づけたわけだから良かったのではないでしょうか?」との話がありました。私も同感です。気づいた時点がきっとターニングポイントだと思うので、これからは自分を受け入れつつ、自分に合った人や場所を探していけたらいいですね。ご参加ありがとうございました。

◆3月16日(土)HSP交流会|4名参加(1名初)

◆3月2日(土)HSP交流会|2名参加(1名初)

◆2月23日(土)HSP交流会|5名参加(1名初)

今回は参加者の方に前半部の司会をやっていただくことになったので、定員より1名多い5名で実施しました。自己表現やコミュニケーションに課題を持っている方でもHSPの場合は内面の世界が豊かで、一度言葉にすると上手なくらいに人をまとめることができたりします。また、同じ立ち位置の方が司会をすることで、参加者の皆さんの緊張が緩和する効果もあるのでは?という考えもありました。実際にいつもより笑顔の多い展開になったように思います。

トピックとしては初参加の方から、会社に退職を伝えるタイミングと円満退社になる秘訣についての質問があったので、前半はその問題について皆さん意見交換をされていました。他には、ストレスを引きずらない方法、怒りに対する対処法、自己否定を自己肯定に変えるちょっとした工夫、人に対する適度な距離感、生き辛いと思う瞬間・・・などについて話しました。アフタートークもいつもより長めになりましたので、皆さん話したいことは出し切っていただけたように思いました。ありがとうございました。

◆2月16日(土)勉強会+HSP交流会|2名参加(1名初)

久しぶりの参加の女性と初参加の男性と私の組み合わせでした。女性の方は旋回参加時には緊張であまりお話しされなかったのですが、今回はもう一人の男性の安心感のある雰囲気に加え、自己開示の中で共通の趣味を持っていることが確認できたことで、自らお話をする時間が多くなり、ご本人も驚いていらっしゃいました。安心感はキーワードですね。また、男性の方はHSP傾向と向き合った結果としての自分なりの心構えや対処法をお話ししてくださいました。交流会でこういったお話が聞けることは少ないので、女性の方も私も随分と参考になることを教えていただけた次第です。

以前も書きましたが、参加者の毎回組み合わせにより、予想外の化学反応が起きることがあります。もちろん良い反応ばかりではありませんが、今回のような反応は主催者としては大歓迎なものです。温かい気持ちで帰路に就くことができました。

◆2月9日(土)HSP交流会|4名参加(1名初)

久しぶりの方が3名いらっしゃっいました。ただ全員が初対面ということもあって、若干緊張気味のスタートでしたね。

今回は、『嫌なことがあったときに長い間引きずってしまうが、皆さんはどう対処していますか?』という参加者の方の質問について、1時間ほど集中的に話し合ってみました。私の方からは《無意識の自己否定の影響で引きずるパターン》についての説明と対処法を話しました。HSPで自己評価が低い場合に起こり得る事例だったこともあり、他の皆さんも質問者に共感しきりでした。

初参加のOさんより「カウンセリングでの目標設定時点では、できる自信が無かった課題も、こうして他の方と共有すると少し自信が湧いてきます。なにより、他にも同じように悩んでいる方がいるとわかっただけで参加した甲斐がありました」という感想を頂き、今後も継続していこうと思いを新たにした次第です。皆さん長い時間お付き合いいただきありがとうございました。

◆1月26日(土)HSP交流会|3名参加(1名初)

今回は大阪からいらっしゃった方がいました。関西方面はHSP交流会が少ないという話もあったので、参加者の皆さんには《HSP交流会を主催するには?》といったお話もさせていただきました。

今回のトピックは、最近の出来事についての意見交換、自己否定と自己肯定の自律的チェック方法、HSP的会話の進め方、雑談、自分に対する客観的な意見、誰にならHSPについて話せるか?、HSPのエネルギー充電方法…などについてでした。今回も年齢層が同じだったこともあって、共感できる話題が多かったように思います。また、複数回参加している方が2人いらっしゃったので、少し負荷の高い課題についてもお話ししてみました。最後に皆さんにHSPに関する実験的なご提案をしたのですが、快く賛同していただいたので、去年に引き続き実行してみようと思います。

私の方では参加回数に応じたご提案を複数用意しています。特にカウンセリングも並行して受けている方の場合、交流会を通じた課題練習がとても有効だと考えているからです。もちろんそれができるのは皆さんのご協力のお陰です。少しでもお役に立てるよう今年もより良い形を目指し試行錯誤を続けたいと思います。ご参加ありがとうございました。

◆1月20日(日)勉強会+HSP交流会|4名参加(3名初)

HSP内向型向けの勉強会のテーマは『コミュニケーションの為の前提と準備』でした。自己表現の為には自己理解が必要ですが、「傷つくことへの恐怖」が強い場合、他者理解よりも自己理解の段階で思い込みに捉われていることも多いように思います。そこで自己理解の確認方法を中心に進めました。

後半はそれを踏まえた上で交流会に。皆さんそれぞれに課題の遂行や自己確認の練習をしつつ話し合いが進みます。私の方からは、発言の際にその根拠となる考えをセットにして伝えることでHSP傾向ではよくある、後から後悔したり疑問を持ったりすることを減らせるのではという提案をしました。また参加者の方の中には、既に自分の過度な傾向と向き合い対処を始めている方もいて、他の参加者の方にも参考になる話が聞けたことは良い出来事でした。

◆1月17日(木)HSP交流会特別編|3名参加(2名初)

直前キャンセルがあり3名での実施。HSPカウンセラー橘さんの企画です。今回はHSPの基礎知識から始まり、それぞれの感じ方や受け止め方、特徴的な思考・行動などについての座学の後、参加者同士での意見交換や悩みの相談などを実施しました。ちょうど全員同世代の女性ということで、環境や状況に共通項が多く、初対面の割に深い部分まで交流されていたように感じました。今回は偶然の組み合わせでしたが、交流会後のフィードバックの中で、世代別、男女別、目的別などの括りを設けて実施することで短時間でも話し合える部分が多くなるのでは?という仮説がたちましたので、2月以降の特別編で試験的に企画してみる流れとなりました。

また前回と同じように時間内では話したりないという展開となりましたので、これについても2月以降の特別編では考慮した上で設定を考えたいと思います。

◆1月13日(日)HSP交流会|4名参加(3名初)

3連休ということもあって、2日連続の開催です。今回は全員女性で世代も同じでしたので、話や質問にも共通点が多く、落ち着いた展開となりました。HSPについての基礎知識は皆さんお持ちでしたので、早速本日のトピックに入りました。音に対するトラウマ、悪いことばかり考える理由、「~しなければ」の背景、親子関係における過干渉やネグレクトの代償、自己肯定感を上げる最初のステップ…といったところが中心の話題でした。前半は初参加の方が多い回の特徴として、一問一答形式で進みましたが、後半は交流会経験者のTさんが、参加者の皆さん同士を繋げてくれるようにお話しして頂けたこともあって、和やかな雰囲気に変化していきました。

また、議題で話したりない部分もあった為に延長戦に突入して、更に具体的な話を交換し合うことができました。参加者同士が繋がっていく展開になるのは、主催者としては嬉しい限りです。

◆1月12日(土)HSP交流会特別編|4名参加(2名初)

HSPカウンセラーT女史を招いての勉強会です。今回は5感+対人でのそれぞれの反応の違いについて確認し討論する内容でした。前半にHSPに関する座学、後半で参加者それぞれの傾向についてという流れですが、HSPカウンセラーの橘さんのトーク力も相まって、皆さんすっかり打ち解けた感じで意見交換されていました。(他のカウンセラーさんの手法に触れるのはとても勉強になります)最近は遠方から参加される方も増えてきましたので、様々な場所で開催する機会や、他地域の交流会とのコミュニケーションの機会も増やしていければ、より多くのHSPの方の繋がりを増やすことができるのではという話も出ていましたので、今後の展開が楽しみな特別編です。

◆12月22日(土)HSP交流会|4名参加(2名初)

開催以来初の男性4名!女性中心のときには感覚的な話が聞けて面白いですが、男性中心のときはひとつのトピックを掘り下げ続けるので違う意味で楽しい。

初めに初参加の方よりHSPの概念についての質問があり説明したのち、本日のトピックに入りました。人間関係の中で自分に違和感を感じた最初の出来事、低い自己肯定感に苦しんだ日々と以前よりは折り合いをつけれるようになった現在の違い、自己肯定感を上げるというがどうすればいいのか?といったところを話し合いました。20代がひとりで他の方が30代だったこともあり、「10年という時間がもたらすもの」という切り口で話が展開したのが面白かったです。HSPにとって時間は敵か味方か?これも良い問いだと思いました。最後に印象に残った参加者の言葉を紹介します。「幸せになりたいから、これからはすべきと思うことじゃなくて、好きだと思うことを選ぼうと思う」

また来年も交流会でお会いしましょう!

◆12月15日(土)勉強会+HSP交流会|4名参加(3名初)

前半にHSPで自己評価が低い傾向のある方向けのコミュニケーションスキル勉強会を実施しました。今回は特に「思い込み」にまつわる認知の歪みの影響を中心にお話ししました。

後半の交流会は、初参加ということで緊張感が高い上に内向型の方が多かったこともあって、それぞれの方が抱える疑問に対し私が答えていく形になりました。それでもお互いに共通の悩みや環境を持つことを共有できたことで、徐々に参加者の方同士で意見交換する場面も増えていき、最終的には1時間ほど延長して話し合うことができました。今回のトピックで一番盛り上がったのは「頑張って役割を演じているのに、周りはそれを当たり前と捉えだしたことにより起こる様々な問題」について具体的な体験を交えた話のときだったように思います。やはり体験談はそれぞれの方が共感できる部分が多いので盛り上がりますね。良い交流会になりました。

◆12月9日(日)HSP交流会|2名参加

「きっとそれくらい不安定なんですよ」という温かい言葉でスタートした交流会。馴染み深いメンバーと私の3人での実施です。

何度も顔を合わせていますので、初めから深い部分での話し合いとなりました。仕事とプライベートでの自己実現の比重の話から始まり、それぞれが抱えている問題をホワイトボードを使いながら次々と明らかにしていきます(Sさんの得意分野)。また仕事とは別にやりたいことについてもそれぞれに考えを話しながら煮詰めていきました。今回は参加者のTさんからHSC(とても敏感な子供)に関する知識提供と自分の課題の再設定についても聞かせていただいたのですが、割と劇的な物事に対する見方の変化が起きたというくだりはなかなかに感銘を受けた次第です。HSPという気質を抱えながらも、それを受け入れて自分と向き合い続けているお二人でしたので、お話を聞いているだけでも興味深いし、私自身もより深めていきたいという気持ちにさせられました。ありがとうございました。。

◆12月1日(土)HSP交流会特別編|4名参加(初参加2名)

特別回ということで、HSPカウンセラー主催によるHSPの勉強会を実施しました。(私は今回はオブザーバー的な感じで会の様子を見させていただきました)

基本的な概念から、どう受け止めていけばよいのかまでを豊富な例と実体験をもとにとても分かりやすく解説してくれたので、想像以上に充実した内容になりました。参加者の皆さんも積極的に発言したり、質問したりと、いつもの交流会とは違う雰囲気でしたので、個人的にも今後の運営を考える上でとても参考になりました。しばらくは定期的に行うことになりましたので、興味のある方は是非一度ご参加ください。

またアフタートークでは、交流会中に質問として挙がっていたことに関連して、HSPと職業選び、HSPと多様性の獲得などについて、心理学的側面から解説させてもらいました。主催者を含め、とても深い分析力をお持ちの方々でしたから、深い部分まで話せたのではないかなと感じました。お疲れさまでした。。

◆11月18日(日)HSP交流会|4名参加(初参加2名)

今回も20代~30代で3名女性1名男性でした。

今回のトピックは、楽しいがわからないので皆さんはどうやって遊んだり楽しいと思っているか聞きたい。突然涙があふれることの意味。気質的な転職に対する考え方。演じている自分と本当の自分との葛藤。人間関係の深め方。などでした。交流会中に参加者の方同士の対話の中で、誰も気づいてくれない自分に言及するやりとりがあったのですが、そこだけ切り取って自己表現の勉強会で参考映像として流したいくらい良い時間でした。

あとHSPという枠組みで括るメリット・デメリットについては、ちょうど質問がありましたので個人的見解をお話ししました。メリットに関しては多くの方が発信していますので割愛しますが、デメリットとして注意したいのは、HSPは気質の傾向で病気ではありませんので、個人判断で「私はHSP」と言えてしまうことです。しかし発達障害や他の精神疾患を抱えている場合にも、HSPの傾向が強く出ることがあります。普段から現状を(HSPを含め)二次障害であることに気づかずに対処していると症状自体も悪化します。個人判断で色々試したのに効果がない場合には、専門医の診断を検討する余地を残しておいて欲しいと思います。

今回も話が尽きずに延長戦に突入しました。必要時間は組み合わせによって変化しますので悩みどころですが、今の時間は今しかないと誰かが言っていましたので(笑)しばらくはこの感じで続けてみます。

◆11月3日(土・祝)HSP交流会|3名参加

穏やかで気遣いに溢れた組み合わせでした。2名男性1名女性。今回は20代~30代の構成でしたが、一年間の統計を取ると、参加者の年齢層は20代~50代までで、男女比は3:7くらいです。

今回のトピックは、SNSの信頼感構築への影響。SNSによる相対的な自己評価への悪影響。HSPの仕事選び。主体が相手か自分かで意味が変わる恋愛・結婚。甘えんぼと寂しがりの人間関係へのアプローチ。などでした。中でも個人的に興味深い話だったのは、『信頼できる友人・恋人を見つけることは大事なことだが、果たして世の中の人はどれだけそう思っているのか?もしかしたら上手くいっている人ほど新しい出会いには興味がないのではないか?だとしたら、自分がいくら求めようとも難しいのでは?』という仮説でした。信頼は時間をかけて作るものですが、相手側にニーズがないという仮定は考えたことがありませんでしたので、良いお題を頂けた気がしています。

また私の方から、組み合わせによる会の雰囲気の違いという話をさせていただきました。無意識だとしても気遣いや役割を考えることができるはずのHSPという気質なのに、会話がギクシャクしたり緊張感が漂うのはなぜ?といったことに対する分析です。結果的に延長戦に突入しましたが、尽きることない話し合いができるということは、やはり良い組み合わせだったといえる気がします。

◆10月21日(日)|3名参加(初参加2名)

初参加の方はどちらも男性でそれぞれ内向型と外向型という傾向をお持ちでした。ここに女性が一人加わってバランスの良い組み合わせだったように思います。今回は積極的な意見交換が行われました。トピックは主に、自分以外のHSPを知る・HSPの人を見つける方法・HSPは先天性か後天性か?・アクセルブレーキ論・主体と客体など、話題が尽きることのない2時間でした。この中の主体客体については、私のカウンセリングの主題ですのでブログにあげたいと思います。

これにて内向・外向混合の交流会は一旦終了です。来月からは交流会と勉強会を分けて実施しますので、こちらもよろしくお願いします。

◆10月13日(土)|4名参加(初参加2名)

初参加の方は2名とも遠方からいらっしゃいました。金沢から来てくれた方もいてとても嬉しく思います。(日本海側にはこういった会は無いからとのこと)今回は初参加の方から聞いてみたいトピックを頂いていましたので、それについて話し合いました。内容は、HSPの人は職場の人とどう折り合いをつけているのか・親子関係の問題・HSPの職場選び、の3点です。それぞれの参加者からそれぞれの意見が出ましたし、初参加のお二人も積極的に意見や感想を述べてくれました。事後感想ではお二人とも「来たかいがあった」「楽しかった」ということで、主催としてもホッと肩の荷を下ろした次第です。

◆10月7日(日)|2名参加

前回と同じメンバーで実施しましたので、前回の話の続きとはいかぬまでも、人間関係が苦手な方の心情の深いところまで共同で分析と意見交換を行いました。人間関係、恋愛、結婚、交流会、心の壁・・・なかでも心の壁を突破する話はとても面白く聞くことができました。Tさんの分析力はなかなかに凄い。前回ヒントを貰ったので2週間ほど温めてきた交流会に関する案を発表してみたのですが、お二人ともに賛同して貰えたので11月より始めてみようと思います。詳細が決まったらHPにて告知しますので、よろしくお願いします。会の方は4時間ほど続きましたが最後に衝撃の出来事があり、お開きとなりました(笑)

◆9月23日(日)|2名参加

話を深めたいメンバーが集まりましたので、初めから様々な話題について各自の考え方を交換し合いました。また、それぞれが他のメンバーの印象発表や性格分析も行いました。もちろん私のことも客観的にどう見えているかを話してもらえたので、今後の交流会運営に大きなヒントを貰えたと思います。とても面白かった。時間をかけて信頼感を組み立てていく課題と向き合えている場合には(組み合わせにもよりますが)交流会も役に立てているのだと感じられました。人数や回数やルールに捉われ過ぎないよう、良い面での可能性を伸ばせて行けるよう試行錯誤を続けたいと思います。

◆9月16日(日)|4名参加(初参加2名)

メンバーの組み合わせから参加者同士の意見交換ができそうな雰囲気でしたので、今回は私からの話は抑えめにしてみました。参加者の方から他の方の参加動機が知りたいという提案があり、各自今までの状況から参加までの道のりについて話したのですが、これによりお互いの共通点を見つけることができたので、ハードルが低くなったことも、意見交換が割と活発にできた要因だったと思います。あとは全員が同じ世代だったことも関係あるかもしれません。

また、前回同様に世間話が苦手という共通項がありましたので、自己表現の練習法ということで、いくつかの提案に加え実際に練習をしてみました。誰にでもできる方法ですので、今後の新しい講座で企画していこうと考えています。

交流会終了後のフリートークが『結婚相手はどう見つけるか?』の話になったのですが、これが結構深まりまして気づいたら10時近くなっていました。久しぶりの延長戦で楽しかったです。お疲れさまでした。

◆9月8日(土)|3名参加(初参加1名)

前半は、私の方からHSPに付随する《自己評価が低い》ことに対しての対処の方向性と、それぞれの対処法について講義形式でお話しした上で、質疑応答という形をとりました。ここでは、自分を再構築する上で、弱点補強を目標にするより、まずは自分の生き方の重点バランス(例えば、人間関係には60%、個の力は30%、健康維持10%など)の配分を考えた上での課題設定が必要ではないか?という意見があり、それを補足する形で話し合いをまとめました。(エゴグラムの会で得た情報が役立ちました)

後半は参加者それぞれの状況と課題について話し合いが進みましたが、参加者の性格の傾向が2種類に分かれたこともあって、お互いの考え方の理解と、それぞれにどう参考にするかというクロストークができていたので、意見交換という意味では良い流れだったと思います。また、最後に自己表現に関して私の方からひとつの提案をさせていただきました。良い訓練法ではないかと考えているので、今回の参加者の方と試せたらと考えています。上手くいけば10月から交流会とは別で立ち上げてみたいと考えています。

交流会は主体的に悩みや意見を話せる方がいると、周りを巻き込んで良い議論になることが実感できた回でした。もちろん参加者それぞれの相性もありますが、私からのフリだけでは成立しないということですね。ありがとうございました。

◆8月25日(土)|4名参加(哲学の会)

以前の交流会で「哲学の会」みたいな皆で何かを考える会をしてみたいという前向きな意見が出たことがあって、今回はそれを実験的に実現させたものとなりました。常々、主体的に行動することの大切さについて交流会で話していますので、私自身も嬉しく思う提案でした。初めてということで、とりあえずやってみて考えるという形式になりましたが、内容はともかく、結果的に筋道が見えた貴重な時間となりました。司会を担当したI氏もとても上手く仕切ってくれたし、私個人としても参加者として純粋に「楽しかった」です。今後はリフレイムとしての開催はありませんが、今回企画したメンバーがこの経験を生かして彼らの地元で新しい「哲学の会」を立ち上げる日が来るのを楽しみにしたいと思います。

◆8月18日(土)|5名参加

特別企画の第二弾「エゴグラムを使った自我分析」を実施しました。エゴグラムによる分析は、交流分析の勉強をされているOさんにお願いしました。

交流分析は私の専門ではありませんが、分析から対策までの流れがわかりやすいので、これから心理学を学びたいという方にもお勧めかと思います。エゴグラム自体は就職や転職活動の場で割と利用されることが多いので、今までにもやったことがあるという方がほとんどでしたが、解説が加わるのでよりわかりやすかったという意見が多かったです。Oさんありがとうございました。

続けて兄弟間における性格の違いと親の接し方との関係性について質問がありましたので、しばらく話し合ってみました。幼少時に性格的な難しさが表出することに関しては、例外を除いて(発達障害など)両親の影響が強いことと、兄弟の一方が良い子に育っている場合でも、もう一方の子に問題が表れている場合は、良い子の方も問題を抱えている可能性があること。また、親の愛情が無条件ではなく条件付きである場合の問題の表れ方については、心理学的側面より説明させていただきました。

もうひとつ、交流分析に絡めて上司の態度に対する対応の仕方の注意点について、受動能動の観点から説明させていただきました。

今回は複数回参加しているメンバーが多かった割に、アダルトな落ち着いた雰囲気で話し合いが進んだように感じました。そして、また自己紹介を忘れたまま会が終了するというミスを犯してしまいました。夏の疲れということでお許しください。。

◆8月11日(土)|4名参加

今回は、前半で《その道》に精通する方を招いてその道について説明して貰うという初の試みを実施しました。今回の《その道》は「人事から見た就職・転職」。私の友人でもあるN氏に、人事部主任という立場から色々な話をしていただきました。

初対面の人を苦手とする傾向のある集まりなので、初めのうちは質問もなかなか出にくい状況が続きましたが、打ち解けるにつれ活発な意見交換ができるようになったと思います。特に転職に関する具体的な情報や方法については、皆さんかなり参考になったのではないでしょうか?結果的には、話が盛り上がり過ぎたので、N氏は40分くらい延長して質疑応答に対応してくれました。感謝です。

N氏退出後も、しばらく仕事についての話し合いを続けました。HSP傾向のある方への具体的な対策を自分の状況に照らし合わせながら聞くことができる利点を実感しましたので、今後も機会を見ながらこの試みを続けていきたいと考えています。

◆8月4日(土)|4名参加(初めての方2名)

初めての方以外の方もまだ最近参加したばかりでしたので、前回に続いて緊張感の高い静かな交流会の始まりでした。今回痛恨のミスは自己紹介せずに始めてしまったことで、誰かわからずに話してくれた皆さんには本当に申し訳ないことをしました。

①雑談
特に議題も無かったので、私の方から最近のトピックや思うことについて話をして、皆さんの意見を伺いました。最初の話題は「行列に並ぶかどうか?」です。自己評価が低い人ほど、《私は~、理由は皆が~だから。世の中では~だから》という様に、考えの責任の所在を他に求める展開にしてしまいがちです。それゆえ交流会では、事前のルール説明の段階で《私は~、理由は私が~と思うから》という話し方を基本にして欲しい旨をお伝えします。主体的に考える訓練ですね。昨日は初めての方が多かったので、この雰囲気ではどう話せば?という皆さんそれぞれの気遣いが強く感じられ、それぞれの課題がよくわかる時間となりました。初めから上手く自己表現できるわけではないので、ここは焦らずに慣れていければと考えています。

②好きなもの・こと
「行動の意味と効果」について話した後、カウンセリングのときから皆さんが課題にしていた、【自分がわからない、自分の好きなものがわからない】という議題を出して、それぞれに話していただきました。それが、苦しいときに支えになるものであるかどうかは大事なポイントです。この議題に対して話している途中で良い提案をされた方がいましたので、それについて話を広げていきました。交流することで良い化学変化が起きたといえます。もしかしたら後日、それに関連したイベントを企画できるかもしれません。気持ちが固まったらご連絡ください!

昨年来の初期メンバーがほとんど卒業されたこともあり、区切りとして新しい試みをいくつか始めている段階です。うまくいくかどうかは、やってみなければわかりませんが、行動が生み出すものに期待して貪欲に動いてみようと思います。

◆7月22日(日)|3名参加 (全員初めての方)

参加者の方の緊張感の高さに、初めて開催した日を思い出しました。
なかなか参加者の方からは話せない状況でしたので、自己紹介を頼りに様々な心理学トピックをお伝えしました。
①HSPの人がどこにもいない理由
②自己評価とプライドの関係
③無条件の愛と条件付きの愛
④信頼と信用の関係
⑤悲しみと怒り
⑥他者依存によるコントロールとは
⑦親子関係
⑧自己表現と自信回復
⑨旅行やドライブに行きたい理由
・・・・
そんなところでしょうか。
終了間際になって、ようやく皆さんの緊張もほぐれ、笑い声も聞こえるようになりました。今回は、初心に帰れたこともあり、私自身に甘えが生じていたことを確認できました。自戒。

◆7月21日(土)|5名参加 (初めての方2名)

年齢のばらつきがないアダルトな集まりになったので、終始落ち着いた雰囲気で話し合いが進みました。慣れていない私が落ち着きがなかったくらいでしょうか。

①様々な認知の歪みについての自己分析
心理学ではベーシックな認知の歪みについての意見交換をしました。初めての方が多いときには基本に立ち返った質問が出るので、交流会に慣れた人にとっても良い刺激になると感じました。
~べき思考、白黒思考、普通は~、絶対~、自分が悪い…など、自分で感じる認知の歪みの代表的な傾向についての皆さんの分析と対策は、私の立場上とても勉強になるものでした。

②裏と表の顔を使い分けているかどうか
初めての方からの質問です。自己評価が低いとこの使い分けは割と存在するのですが、興味深いのは、それに関連して使い分ける前に「本当の自分がわからない」という意見が多かったことです。これに関しては、
a.相手に応じて自分を作る
b.使い分けている可能性を考える
c.自分がない可能性について考える
という段階を経て、
d.自分と向き合う!にたどり着く
というのが経験的に多い印象があるので、皆さんは不安がっていましたが、私は良いところまで来ているのでは?と思っていました。

③褒められたときの対応がわからない
これは2回目参加の方からの質問。初めは態度のことかと受け取り対応しましたが、実際には「褒められたことをどう受け止めていけばいいか」という質問でした。
これに対しては「ストック」という言葉で説明しましたが、それは、ここでもよくテーマになっている「保留」という姿勢に関連しています。課題はたくさんあってもいいですが、同時並行にこなせるものと、段階的にこなした方がいいものとが混在しています。その整理をする前に、目の前の課題に着手するのは、自己評価の低い傾向の人にはお勧めではありません。失敗についての意味付けがなされていないと、自己否定するしかなくなりますので。

④自分の傾向に向き合うのに心理学を学ぶことは有効か?
何人かの方の共通の話題でした。私の意見はYESです。ただし、ちゃんと基礎から学んでくださいという話はしました。何度も書きますが、人は見たいようにしか世の中を見ません。これが思考に矛盾が生じる理由のひとつです(矛盾を解消する方法でもありますが、思い込みで生きているうちは解消できません)よって、美味しい解決法や自分の都合に合う解決法としての心理学は、心的調子の悪い方には諸刃の刃になります。

◆7月14日(土)|5名参加 (初めての方2名)

何気ない日常の話ということで、御朱印帳の話から入りました。
この試みは新しい人がいるときには有効ということで、前々回からやっています。緊張が解けてきた辺りで、今回話したい内容に。。

①未来の話をすることで元気になれる
この件については、初めて参加される方がついていけない(前回の話を踏まえての提案でした)のと、皆の精神状態が大きく影響してくる(話せない人もいる)ので、未来の話をするためには、どんな精神状態が必要かという話に切り替えて進めました。うまくはまると良い雰囲気になるので、タイミングが合えばしたいと思っています。

②自分がここまで前向きになってきた過程
自分にどう変化が起きて、現在何を意識して過ごしているかという自己分析の話を聞かせてもらいました。客観的に見ても、よく分析できていて感心した次第です。楽しんできてください(^^)/

③嫌な状況をどうやり過ごすのかという質問
ここでは、同じ環境や状況には立てないので、いかにそれを想像して質問者に意見できるかというのが課題になりました。
アドバイスを禁止している理由は、それがその人の状況でしか通用しないことだからです。またそれは、される側にとっては暴力でしかないこともあります。日常生活の中で周りの人からそういうアドバイスを受けて傷ついた人がここに来ている訳ですから。
デリケートな問題が出てきたときほど、慎重に時間をかけて言葉を選ぶようにしましょう。➡ 継続課題

④病院を選ぶ話
不信感があっても、医者にも考えがあることを尊重して通院し続けるべきかどうかの話。満場一致で「変えましょう!」ということになりました。
以前にも話しましたが、信頼できない相手とのセッションは症状の改善を長引かせるだけです。相手の事情がどうであれ、自分が納得できる相手を探すことは大事ですね。

⑤雑談
脳科学と宗教観の話をしたいという希望があり、それについて話し合いました。

暑すぎたこともあって、皆さん若干バテ気味で全体的に低調でした。当分続きますので、くれぐれも体調には注意してくださいね。

◆7月8日(日)|3名参加

今回も雑談から入り、そこから派生したいくつかの内容について意見交換しました。また、珍しく未来の野望の話に時間を費やしました。

①プライベートな時間に知り合いに会うと避けてしまうこと。
これについては、HSP的な気質がある方はそういった傾向があると思います。原因としては主に2つ。ひとつは、人前での自分と普段の自分のギャップがあり過ぎること。もうひとつは、他人基準で生きていること。この傾向が過剰になって日常生活に支障が出るなら心療を考えるタイミングです。

②交流会と掲示板のこれから。
これは私からの話です。掲示板の形を変えるかどうかの話をしました。またそれに関連して、あたらしい試みについての提案をしました。昨夜はこの議題にかなり時間をかけて話し合うことができました。こちらは8月立ち上げで始めようと思いますので、事前にお知らせします。

(交流会と掲示板は、カウンセリング以外で何か有効な方法はないものかと考え立ち上げたものです。そういう意味では実験的要素もありましたが、ここまでやってみて得たこともあります。
しかし一方で、本当に皆さんの役に立っているかという部分では、絶えず疑問を感じながら続けてきました。回数を重ねデータも集まりましたので、形を変えさせていただこうと考えています)

話は変わりますが、皆さんは「嫌なこと」や「苦手なこと」については多くを語れると思いますが、「好きなこと」や「目指すもの」については、漠然としか語れないのではないでしょうか?だとすると、思考のベースが必然的に「嫌なものからどう逃れるか」になって、いつまでたっても心地よい場所にはたどり着けない状況を生み出していると思うのです(逃げることがベース)。このあたりで「どこへ向かうか」についても具体的に考えてみてもいいかもしれませんね。そんな話し合いもしたいものです。

◆6月30日(土)|4名参加 (初めての方1名)

初参加の方は浜松!新幹線です。。
今回は議題が出ませんでしたので、しばらく雑談したのちに、
①お店の人の接客態度によるリピートの可能性
について、割と楽しく意見交換しました。HSP気質の人に対してフレンドリーに接する危険性については皆さん共通の意見でしたので、接客業の方は必聴の内容となりました。(いませんが・・・)次に私の方からの議題、
②楽しく話したのに、後に「話過ぎてしまった」と後悔すること
について意見交換しました。
これも皆さん共感するポイントが多く、活発に意見がでました。個人的には「初めての参加の方が話過ぎてしまったときの対処法」についての皆さんの意見が参考になりました。また、交流会や掲示板での行き過ぎた行動や言動については、あれば必ず指摘するので、ここは練習の場と割り切って、後から「話過ぎたかどうか」で思い悩むのをできるだけ少なくしていきましょうという話もさせていただきました。その過程で
③決めつける癖について
という質問がありましたので、決めることは楽な選択で、決めないことはエネルギーの要る選択。若いうちは基本的に大変な方を選ぶのが良いのでは?といったことを自由と不自由に絡めて話しました。

全体的には、いつもより議題が流動的に変化し続けたので、より深い話ができたのではないかなと感じています。

アフタートークは恋愛や結婚の形について緩く話したような記憶が(笑)

◆6月24日(日)|4名参加

昨日は男子3名に女子1名という初めて男性が多い組み合わせでした。
まず率直な感想を書くと、純粋にHSPの良い面が集中したからだと思いますが、話し合いがとても円滑に進みました。

(※誤解があるといけませんので書きますが、自分に自信のない人は往々にして、意見や質問時に無意識に相手をコントロールします。交流会でもそういった傾向がしばしば見られます。ただし本来交流会は、その部分において生き辛くなっている方の集いですから、 それを悪いと言っているわけではありません。ただ、本当にHSP気質であれば、相手が気を使ったり、不快に感じる状況は決して作らない筈ですので、そういった意味合いにおいて、私は普段から皆さんに「HSPじゃない人は交流会にもたくさんいます」という説明をしています。また、それゆえに「自分の状態をきちんと把握したうえで交流会に参加したほうが効果的では?」と考えています。)

今回の議題は、
①自己評価と他者評価のズレ
②私たちは怒り方を知らない民族
という2点についてでした。

①②は連動していましたので、結果的には大きな枠組みで意見を交換し合うことになったのですが、ごく簡単に言うと・・・
全ての感情はコミュニケーション手段であるが、こと怒りに関しては「怒らない人が偉い」という風潮や「自分を抑えることが大人」という誤った考え方が世の中の主流なので、怒り自体「感じないようにするか我慢して平気なふりをする」、あるいは「我慢の限界が来たのでキレるという形で表明する」という2種類の方法しか持ち合わせていないのだと思う。だとすると怒りはコミュニケーションという本来の目的を見失っている為に、ますますネガティブな状況において人々は分かり合うことが困難になっているのでは?
コミュニケーションの手段だとするなら、怒りを表明するときには、必ず相手にわかるように、背景とその理由を伝えるということをセットにした方が良いのでは?
というようなことです。

まとめると、怒りも白と黒だけではなくて様々な中間色がある。その中間の対応を学んだり訓練することが大事。それによって分かり合える瞬間が増え、自己肯定感を得ることも可能になるから。といった感じでした。加えて前回から継続の「信頼感」を織り交ぜて話し合いが進みました。総じて良い着地点だったように思います。

前回も書きましたが、自分の客観視ができていないと、自己肯定感を得るために他者を利用することがあります。ご自分の発言や行動を相手がどう受け取っているかは、よく分析しましょう➡相手にどう思われるかを考えずに話してみることと、自己肯定感を増すために相手を利用することは違います!(ちなみにHSP気質の人は、気を使っていることや気分を害したことが決して人にばれないように振舞うことができます。ゆえに相手の見せている反応だけで判断するのではなく、きちんと内省するよう心がけるのも良い訓練ですね)

◆6月23日(土)|3名参加 (初めての方1名)

このところ、コンスタントに初参加(今回は滋賀県!)の方がいるのは、他の方の刺激にもなるのでありがたいなと思っています。

今回は皆さん心身ともに調子が悪くて(前回もでしたが)議題を出すのも難しい状態でした。そんな中で出てきたのは、
①友人からの誘いを誰もが傷ついたり不快にならずに断る方法は?
というものでした。

誘いを断る際に皆さんは「自分ならどう言われたら傷つかないか」という想定をして対応を考えているようでしたが、一方で自分の誘いを友人が断った場合にどう感じるのかを聞いてみると、【友人がどう捉えるかと自分がどう捉えるかの想定】にはズレがあるように思いました。

「私はこう思うから相手もそう思うはず」も「私はこう思うけど相手は違うことを思うだろう」も一見相手を気遣っているようですが、自分側の都合で相手をコントロールしようとしている可能性についても考えてみましょう。

基本的な立ち位置は「相手がどう思うかはわからない」だと思います。ですからいつもの繰り返しになりますが、「自分の発信に責任を持つことしかできない」ということになります。

昨日はこの話に絡めて「信頼感」について話してみました。主に親子の関係性から「信頼感」は育まれますが、中には「信頼感」が未発達の方もいます。基本的に人が信頼できないということです。その結果、
①気を使えば相手は信頼してくれると思っている。
②自分が悪いことにすれば、人間関係に波が立たないと思っている。
③我慢することで、相手が良い気分を維持してくれると思っている。
などの考えが生まれます。

しかし、それらはすべて「人は私が思うように思うはず」「人は私の態度によって気分を決めるはず」という、他者をコントロールする側の立ち位置に立って判断している状態だとは思いませんか?

これが、人を「信頼できない」から、自分の思うままに操ろうとする状態です。

これに関しては、自分がそうなのかどうかを確認することができます。それは普段から「なぜわからないんだ?」「何とかしてわからせてやりたい」という怒りの感情を覚えるかどうかです。この感情は「我慢している」という状態にある人しか生まれませんから。

繰り返しますが、「人がどう思うかはわからない」が基本です。そこを曲げて入り込もうとするのは、根本に「わかって欲しい」という信頼感への渇望か、「私は間違っていない」という親への怒りがあるからかもしれません。理由が何にせよ私の立場としては、自己と向き合えていないことで課題が明確になっていないことを憂慮してしまいます。

「わかって欲しい」も「私は正しい」も決していけない感情ではありません。誰もが持っている感情だと思います。ただ、コントロールできないのであればそれは他人への暴力でしかありません。そのことで他者はもちろん、自分自身を傷つけ続けるのであれば、一旦他者と交わることを休止して、自分を知ってあげることは必要ではないでしょうか。

◆6月17日(日)|5名参加 (初めての方1名)

時期的に気分の変調が起きやすいので、皆さん若干お疲れ気味でした。話したいことがある方から議題を聞き取りスタート。
①相手の話や態度をネガティブに捉えてしまう。
②何が自分のストレスなのかを認識したい。
③決めつけや白黒で世の中を見てしまう。
以上3点を中心に意見交換。

初参加の方には、とても考えさせられる良い意見が集まりました。私では思いもつかない切り口だったので、交流会のプラスの面を実感できた瞬間でした。昨日もお話ししましたが、交流会の意義については色々な側面があり、一概に良いことばかりでもないと感じていますので、私自身のエネルギーにもなったと思います。
特に「仕事って自分の為にするものでは?」は刺激があって良かったです(^^

何がストレスかについては、昨日に限っては不調な上に調整役も担っていてくれたので、情報が交錯しすぎて個人的には最後までたどり着けなかった感があります。対象が漠然としていたこともありますが、機会を見てもう少し煮詰めたいと考えています。

社会が個人を表すという面もありますが、個人が社会を作るという面もあるのでは?と考えると、白でなければ黒!とか、変わらないから諦める、悪いのはこれ!私はこう!という、他の選択(多様性)の余地が無くなりつつある最近の風潮は、暗い未来を暗示しているように思えます。もしかしたら「怒り」はそういった状況の打破へのキーワードになるかもしれませんね。と思ったりした交流会でした。

◆6月10日(日)|3名参加 (初めての方1名)

 前半は初参加の方の話を聞くことを中心にしました。話し合うことは信頼関係の構築において欠かせない一方、その状況を作るにはある程度の自己開示が必要です。そういう意味では初参加の方は大変でしたが、その結果後半の砕けた話ができる土壌が生まれたように感じますので、良い経験になったのではないでしょうか。(ご本人からも後ほどそういった感想をいただきました。他の参加者の方もご協力ありがとうございました)

後半の話では、珍しい分野の話ができました。おかげで頭で考えることの限界と、行動によって生まれる可能性を体感できたので、今後の交流会でも話してもらえたら皆さんの課題改善の大いなる参考になるのでは?と考えています。

最後に交流会と掲示板の意味の再確認をしました。皆さんにもお伝えしたいのですが、ここは日常の対人関係で考え過ぎてしまい自己表現ができない状況を軽減するために作った訓練の場です。ですから、ここでまで失敗を恐れて自分を抑えると、日常生活をここにも持ち込んでいるだけで訓練できていないということになってしまいます。

そういったことが苦手でしんどい作業だということは十分承知の上でお話ししています。だから毎回「やれ」ということではなく、ときどき「やってみようかな」で良いし、失敗したならそれについて話し合うのも皆さんの訓練にもなるかなと思います。その結果問題が起きれば責任を持って対処しますから、そこは頑張って信頼経験を積んでみませんか?(もちろん選択は皆さんの自由です)

交流会や掲示板に関する質問や疑問は、いつでも歓迎ですので、上記のことに関わらず、意見はどんどん伝えてください。できるだけ、それぞれの方がそれぞれに課題と向き合える環境づくりをしたいので、今後ともご協力よろしくお願いします。

◆6月9日(土)|5名参加

今回は事前に参加者の方に何について話してみたいかを聞き取ったうえで、時間を分配して意見交換してみました。
公平感が出た気はしますが、テーマが固定されたことで各人の課題が浮き彫りになり、場合によっては厳しい話も飛び出しました。
意見を聞く方も言う方も、普段とは違った良い経験ができましたし、特に感情の波を抑えつつ表現しつつ相手に気持ちを伝えることができていた人が複数いたことは大きな成果だと思いました。これを自分流に消化して次の課題に繋げていただければ幸いです。

自分に合った仕事の探し方というテーマでは、参加者それぞれの視点が合わさり、漠然とした方向性が見えました。また、参加者の方の専門的知識のお陰で、ひとつのヒントも見つかりました。参加した皆さんにとっては、交流することで生まれる力を実感できた場面ではなかったでしょうか?

◆6月2日(土)|3名参加

客観視を深めるという意味では、私も含め刺激のある時間だったように思います。相手の状況(状況だけでなく性格や環境)を踏まえた発言なら相手に届くことも対比の中で経験できました。それはまた、何を言っても相手に届かない場合に『自分のエゴを振り回しているからかも』と自戒する為の良い経験でもありました。
アドバイスに含まれる傲慢さについては、交流会の継続的課題としても良いですね。

また、自分の大切にしているものと、今の選択や行動との差異が起こす問題についても話し合うことができました。そこでポイントになるのは、やはり客観視ができているかだと思います。自分の課題や弱点が整理できていないと、やみくもに闘っては倒されるということを繰り返すことになり、いずれエネルギーが枯渇する。その結果「あきらめる」ことになるのだとしたら、あまりにも残念ですから。。課題や弱点について整理し、優先順位をつけ、混同しないことはとても大事な準備ではないでしょうか。。

◆5月27日(日)|2名参加

客観視に丁度いい組み合わせでしたので、お互いの課題の確認をしました。その過程で、交流会の意味と現状の問題についても私の介入の仕方を含め改善に向けた意見交換もできたように思います。

その中で考えさせられたのは、参加者自身の課題認識と、私が感じる課題がずれていることで(カウンセリングを受けた方は自分の課題と参加目的が明確だが、参加者によっては課題や目的が不明瞭なため、受け身の状態になっている場合がある)その場合は、当然ながら指摘に対しての混乱が生じたり、更に追い込まれるということ。また課題が明確でない為に、話に一貫性がなく、何を伝えたいのかが他の参加者に伝わらない場合も多々あることです。

そこで…カウンセリングを受けていない方は、少なくとも課題と目的を明確にしたうえで参加して、その結果を最後に私からフィードバックする形を試してみたいと考えています。(私が思う課題については言及せず、あくまで参加者自身の課題設定に対しての客観的意見。継続参加の場合のみ)

ですから、今後参加される場合は、交流会の始まりの段階で【自分の課題と参加目的】について簡単に話せるように準備をお願いします。(他の方にも伝わる程度で、あくまで簡単にお願いします) また、今回の提案が軌道に乗るようであれば、掲示板も合わせてリニューアルしたいと考えています。

◆5月26日(金)|4名参加 (初めての方3名)

久しぶりに初めての方の方が多いという状況でした。
各世代に1名というバランスの良い組み合わせでしたから、個人的には化学反応が起きやすいのでは?という期待感もありました。

フリートークの時間に思いもよらぬ化学反応が起きて、初参加の皆さんにも大きな変化が生まれました。いつも思うのですが、色々な方向性を持つ人たちが集まることで生まれる強さについて改めて確認できた次第です。

今回は特に人間関係に対する今までの自分のあり方について確認する時間がほとんどでした。「なぜ深まらないのか」「なぜ伝わらないのか」を、それぞれの課題として持ち帰ってもらえたのではないかと思います。

◆5月19日(土)|4名参加

初めての方がいなかったので、私の方からの議題として
①掲示板の継続、②交流会の効果についてお聞きしました。

①直接会っているときに上手く話せなかったり、帰ってから自分の考えがまとまったりしたときに、それを伝える場があるのは良いのでは?という意見が主となりましたので、掲示板は引き続き運営しようと思います。

②普段の人間関係で気を使うことが減っている。あまり他人の考えが気にならなくなった。どうでもよくなった(笑)。などの意見があり、これについては、交流会で自分の思いを継続的に表現していることが、思考の煮詰まりを軽減している。その結果、精神的過敏さが若干ながら緩まり、相手の反応を確認する余裕が生まれている。といったことが考えられると思いました。ただ、これについては皆が共通というわけではないので、引き続き個々の状況も注視していく必要はあると考えています。

どちらに関しても肯定的な意見が出たことは、参加者皆さんのお互いへのフォローが根底にあるからだと思います。ご協力ありがとうございます。

★交流会が依存の場となることを危惧していたのですが、思ったほど慣れ合わずに、深く意見交換が行われていることについて、引き続き質問してみたところ、「HSP気質という共通の傾向があるので、自分が望まないことは他人にもしないだろうし、話し手の感じている弱さや自己否定感は、聞き手にとっても共通の悩みである以上、受け取り方や返答にも一定の距離感を持つことができるからでは?」という意見がありました。他にも納得の意見を多くいただくことができましたので、皆さんが私の思う以上に考えて参加されていることを再認識できた良い会となりました。

後半はそれぞれの言葉で…ということでここには書きませんが、私からは話し手と聞き手の関係性の再確認と、色々な人がいてこその交流会の強さでは?ということ、また私が思う参加者の方それぞれのアイデンティティー(皆さんそれは持っていないとの見解でしたが)とアイデンティティーの作り方について一方的に話しました。

◆5月13日(日)|3名参加

前々回のメンバーとほぼ同じでしたので、仕事に関する思いや上司の受け止め方、自分に合った仕事について引き続き話を進めてみました。特に仕事を通じて自分の過去の経験と向き合っているのでは?という受け止め方は、辛い状況の中でも、よく自分を分析できているなと感心させられました。皆さん踏ん張っています。交流会を利用して思考の整理を続けましょうという話で前半は終わり。後半は…興味深い話になり私も勉強になりました。

◆5月11日(金)|3名参加。(初めての方1名)

客観視することと、それぞれの課題についての話が中心でした。「友達を探す為ではなく、自分の課題をクリアしたいから訓練しに来ている」という意見に一同感嘆&納得。
思い込みで自分を苦しめている場合は、自分(の課題に取り組んでいる話や行動)がどう見えているかを他の参加者の方に確認することで自分の思う自分と人から見た自分の違いを確認できるといいですね。一般的にはその差が大きいほど辛さが増すといわれていますので、意見をすり合わせながら、合理的に客観視できるよう修正を行うのもありです。おかげさまでとても良い会になりました。