いつも後悔してしまう

【後悔をしない工夫】

「後悔ばかりの人生で嫌になる」という話をよく聞きます。確かにそればかりでは嫌になってしまうでしょう。しかし考えてみると、逆に後悔のない選択というのはあるのでしょうか?例えそのときは上手くいったとしても、次の選択がやってきたときに「あんな風にするんじゃなかった」と思ったり、ずっと先になって「あのとき別の道を選んでおけば、こんな風にはならなかったかも」と思う方が多いのではないでしょうか。

私たちはどんなに頑張っても未来を予測することはできません。計画を立てて行動すればある程度は予測に近いことになるかもしれないというだけで、近い将来何が起きるかなど誰にもわからないのです。予測ができないことに対して決断をするわけですから、超能力でもない限り思った通りになることは絶対にないと言ってもいいでしょう。そこで…

「どんな選択をしても必ず後悔する」

そう思ってはいかがでしょう?例え時間をもとに戻して選択しなおしたとしても別の後悔が必ず待っています。後悔をしないという道は存在しないのですからね。そこで、どんな選択をするときも「必ず後悔する。それでもこの道を選びたい」と強く思うことをお勧めします。そうすれば、しまった!という時に「そう思うことになってもいいと思うくらいこの道を望んだのだから」と後悔よりも選択時の覚悟に焦点を合わせることができるからです。行き詰ったときに覚悟を持てることほど強くなれることは他にありませんからね。

予知できたはず、という全能的な考え方はもうやめましょう。その時に考えうること全てを加味して決断したのです。そのときの自分を思い出して、後悔には覚悟で立ち向かってください。それでも考え方を変えられなくて困っているなら、カウンセリングや認知の歪みワークショップもお勧めです。相談することは決して責任を回避することではありませんから。

参考記事 ⇒ 「自分を変える心理ワークショップ」

参考記事 ⇒ 「リフレイムのカウンセリング」