2016-12-16

その思考、認知の歪みかも!

マイナス感情を生む《認知の歪み》

例えば町中で偶然友達を見かけて手を振ったところ、反応が無かった場面。Aさんは「無視された」と思い、Bさんは「気づいてないな?」と思い、Cさんは「機嫌悪そう・・・」と思ったとします。このように人には物事を見たり体験したりしたときに、自動的に発生する人それぞれの思考があります。認知行動療法は、この認知(自動思考)を合理的に変化させる心理療法です。

先ほどの状況では、Aさんは腹を立てるかもしれないし、Bさんは再度大きな声で呼ぶかもしれない。Cさんは気をつかってぎこちなくなるかもしれませんね。このように、同じ経験をしても、認知が違えば生まれる感情も違います。

ですから認知に合理的変更を加えられれば、生まれてくる感情を極端に偏っていないものにできる可能性があると考えるわけです。

さて、先程の例ではBさんの反応が一番合理的かと思います。相手は前提として友達ですから、無視されたと捉えたり、不機嫌さをふりまいていると捉えてしまうのは、捉える側に何らかの問題があります。そう考えるとAさんやCさんは、認知に歪みがある分、他の状況下においても人間関係で神経をすり減らしてしまうタイプかもしれませんね。

これを読んでいるあなたにも、歪んだ認知があるかもしれません。生活の中で生き辛いと感じることが多いなら、一度「認知の歪み」をチェックしてみてはいかがでしょう。下の関連記事から認知の歪みの基本パターンを確認できますので、ご利用くださいね。

では、次回までお元気で♪

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