2017-09-23

心理学|性格は変えられるか②

性格を変える

性格を変える為に必要なこと

こんにちは。今日は「心理学|性格は変えられるか?」の続編です。

前回は①正しい知識と方法論、②安定した精神状態で自己理解すること、の二点が大切なポイントになるという話をしましたね。まだお読みでない方は、下のリンクからご覧ください。

参考記事 ⇒心理学|性格は変えられるか?

今回は、もうひとつのポイントである「行動すること」についてお話ししたいと思います。

ネガティブな感覚が強い人の傾向として、やった方が良いとわかっていても行動に移せないことが挙げられます。何かを思いついても「上手くいかないのでは?」「きっと失敗するだけ」「傷つく可能性があるならやめておく」といったように、ものごとのマイナス面だけを見てしまう傾向が強い為、やるよりやらない安全を選んでしまうからです。

変りたいという思いをきっかけに正しい知識や方法論を学んだとしても、それを行動に移さなければ何も変わらないままです。(学ぶことでは傷つかないので、そこまでは行動できると思います)これが、自己啓発本を読み続けたりセミナーに参加しているのに、何も変わらなかった人のひとつの傾向です。(もう一つは辛い状態は同じだが改善方法が自分の性格に合わないというもの)

しかし、「だから行動をしなさい!」というのも実は少し乱暴な話なのです。なぜならネガティブな人の脳の回路には、ネガティブに考える強い癖がついていて、正論とは別の部分で体が動かなくなっているからです(脳科学的に判明しています)。左利きの人に「右利きの方が便利だからそうしなさい!」と言っても、簡単な話ではないのと同じですね。

よって、ネガティブな人が自分を変えたいと思うときには、否定的な思考を軽減しつつ、継続して行動できるように、初めのうちは誰かにサポートしてもらうことがお勧めされます。自分だけでは否定的思考に埋もれてしまいますから、そこをうまく軌道に乗せてもらうわけです。初めのうちはと書いたのは、ネガティブな思考が癖である以上は矯正ができるので、一旦軌道に乗りさえすれば、むやみに否定的になることが少なくなってくるからです。そうなれば、一人でも努力できますからね。

何度も言いますが、性格は変えられます。時間はかかりますが、正しい知識を持ち、安定した精神状態で自分と向き合って、そして行動する。それはすべて、今までの思い込みと脳の癖に対する変化の試みです。「何かを捨てなければ、何かを得ることはできない」という言葉がありますが、痛みを受け入れずには変化は起こせないということです。

そして諦める前に、少しだけ考えてください。短時間でそうなったのであれば短時間で元に戻せるでしょうが、長い時間かけて出来上がった思考の癖が相手です。簡単な話ではありません。でも変えたいのであればやってみる価値はあります。癖は矯正できるからです。

ポイントは、正しい知識と、冷静に自分と向き合うことと、行動すること。軌道に乗るまでは痛みを背負って進んでみましょう。その気持ちが固まったなら全力でサポートしますからね。

ということで、今日の話はここまでです。またお会いする日までお元気で!

※複雑性PTSD(成育環境における愛着の問題を含む)によるネガティブ思考や行動の制限については、神経系に紐づいた恐怖や不安の感情の作用が強く、上記の方法論では改善が進まないことが研究でわかっています。改善方法については関連ページにてご確認ください。

◆関連ページ ⇒ 複雑性PTSDと向き合う為に

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