オンラインコミュニティの目的
リフレイムのひとつの柱である、家庭環境の影響による対人不安や自己否定の改善では、まずカウンセラーとの対話を通じた安心感の体験と自己理解の促進が初めの目標となりますが、ある程度自己理解が進んだ段階では、自己開示とコミュニケーション力をつけるための経験が必要になる場合があります。また複雑性トラウマの研究では、過去のネガティブな経験の影響を乗り越えていく為に、これからのポジティブな経験が重要であることが挙げられています。
そこで、純粋に心理学に興味がある方や、普段話せないような深めの話をする場所を探しているという方にはもちろんのこと、リフレイムのコミュニティには、安心して人とコミュニケーションの練習をする場所としての機能も持たせたいと考えています。
以下に安心体験を得るためのいくつかの条件を書いておきますので、参考までにご確認ください。
【ポイント】
◆人間関係に不安や恐怖を感じる人の傾向に、持続性の無さが挙げられます。初めは興味を持って何かを始めたり人間関係を作ったりするのですが、それが持続しないという問題です。やり始めても飽きるのも早く次に目が行きがちだったり、人間関係をリセットしたくなったりですね。しかし、安心感を獲得するには持続することはとても重要とされています(家庭環境での持続的な辛い経験で悪影響が強まったのだから、改善するには持続的な安心体験が必用ということ)。そこで、オンラインコミュニティではこの“持続的安心体験”に注目した仕組みを取り入れています。
・否定、攻撃、評価、アドバイスができないルール設定。
・参加したいときに参加できる自由な環境で「~しなければ」を減らす。
・メンバーとの単純接触回数を増やし、人に慣れる経験を積み重ねる。
・慣れと共に気を使うレベルが無意識に下がり、発言から忖度が減る可能性。
・気を使う時間が減ることで、疲労度やモチベーションへの影響を軽減できる可能性。
・カウンセラーが司会なので、発言に対する理解やフォローで継続的な会話を経験。
・発言に対して司会は必ず話を広げるように反応するので、他を気にせず練習できる。
・テキストチャットを利用して、日々挨拶を続けることで持続性の無さの改善への癖づけができる。
・退会時は連絡不要で、いつでも自由にできる。
以上がリフレイムのオンラインコミュニティの内容です。
もし、これを読んで一度試してみたいという気持ちになった方は、無料のお試し参加をご利用ください。またカウンセリングを受けてカウンセラーがが問題点を把握した上で参加を考えたいという方は、内田までご相談ください。
では皆さんのご参加をお待ちしています。
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