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2017-04-14

変わりたいけど変われない

変わりたいけど変われない

変わりたいけど変われない

なかでも薬物やアルコール依存などの、止めたいけど止められない、変わりたいけど変われない場合は問題です。心理学的にはこれを両価的葛藤といいますが、そこまで深刻でなくとも、この「変わりたいけど変われない」、私たちにもよくあることなんです。

例えば、頭では勉強しなければならないとわかっているけど、ついゲームに熱中してしまう子供とか、不倫はダメだと思っているのに、刺激的でついダラダラと続けてしまう大人とか・・・

『今の状態のマイナスを考えると変わりたいのだけど、プラスを考えると変えられない。変ったら変わったで色々苦しいこともあるだろう』・・・そこでマイナスを抱えたまま変わらないことを選んでしまうわけです。あるいは制限されているからこそ燃え上がってしまうこともあるかもしれません。

そのような人に「そのままではダメだから変わりなさい」と言っても効果はありません。受験生なのに遊んでいる子供に「どうして勉強しないの?」と怒っても効果が無かったり、禁酒を勧めても聞かないご主人に「どうしてやめないの?」と注意しても変わらないのと同じです。先に書いたように本人だってダメだとわかった上でやっているのですから。(むしろ、わかっていることを言われて逆ギレされることが多いのでは?)

ではこの場合、変わることをもう諦めるしかないのか?というとそういうわけでもありません。本人がダメだとわかっているということは、それと同時になりたい自分の姿も(漠然とですが)持っているはず。そこで、その理想の形が漠然とし過ぎているから現実に負けている可能性を考えてアプローチしてみます。要するに、禁止したり叱ったりするのではなく、変わったらどんな自分になるのか、あるいは何を手に入れられるのかを、より具体的に考える機会を設けてみるのです。(もちろん、今のままだと何を失うのかを考えるという手もありますが、それは本人の課題かと思います。また具体的に考えることで、より現実的な取り組みやすい選択肢が見つかるかもしれません。)

もちろん、これで簡単に変われるという話ではありません。人間の脳は目に見えているものに影響される傾向が強いので、漠然としたままで、あやふやになっている理想に注目してみる価値はあるということです。ただし、この作業はひとりでは難しいので是非協力してあげてください。もちろん、カウンセリングを受けるという方法も効果はありますので一度ご検討くださいね。

というわけで今回はここまで。また会う日までお元気で!

参考記事⇒リフレイムのカウンセリング

 


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