2017-02-15
変わらないために変わる
僕の周りでは最近「変化」がキーワードになっています。今日はそんな話をひとつ。
どうしても一人で仕事をしていると頭が凝り固まって安定志向になってしまい、社会の変化に応じて自分を変えることに抵抗を覚えたりします。流行りを導入するなんてもってのほかで、自分の信じた道を突き進むだけじゃ!などと夜道でカッコよく吠えたり…。要は自分の世界に閉じこもりがちになるということです。
もちろん、変わらないことはカッコいい姿勢のひとつだと思います。しかし一方では変わらなければ時代遅れになる可能性もある。このあたりのバランスは難しいところで、人それぞれにセンスが問われるところでしょう。
ところで話はちょっと変わりますが、法隆寺の五重塔は度重なる大地震にも折れることなく今日まで立ち続けています。なぜだかわかりますか?それは軸の柱が柔軟にしなるようにできているからだそうです。普段は踏ん張って塔を支えているけど、大きな揺れには身を任せることもできるということですね。結果、未だにその雄姿を保ち続けている。カッコいいですよね?そしてこの技法は、今日の高層ビルの地震対策にも活かされています。
話を戻しましょう。自分軸の話になる度に思うのは、頑として自分を変えずに折れてしまうより、状況に応じ柔軟に変化して折れないほうが軸を守り続けることができるんじゃないか?変わり続けることによって、逆に自分の信念を変えずに持ち続けることができるんじゃないだろうか?ということです。
もしかしたら踏ん張るときは踏ん張る、変わるときは変わる。そのメリハリを保ち続けることが長持ちの秘訣かもしれませんね。
では皆さんお元気で!
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